遅いかもしれませんが、自分なりのエッセイを書くコツを書いておきたいと思います(これでもCaltech と UChicago には落ちてるのでどこまで正しいのかはわかりませんが)。

 

 

 

 

私がエッセイを書くときに一番気をつけていたのは、読み手の受け取る印象です。

どんなにいい内容でも、文章の構成が悪かったりしたら上手く伝わらない。

逆にどんなに普通の内容でも、伝え方次第でインパクトは変わる。

だから、読んでいる相手が自分の文章を読んでどういう印象を受けるか、をいつも考えて書いていました。

 

 

具体的には、以下のことです。

 

 

 

昔どこかの記事で読んだことがあるのですが、こういう話があります。

 

「人の読むスピードは、その人が喋るスピードとほぼ同じである」

 

これがなにを意味しているか。

 

私なりの解釈ですが、これは、人がモノを読むときには頭のなかでその文章を声に出して読んでいるがために、喋るスピード=読むスピードになるのだと思います。(ちなみにこれの話は速読関連の話で、喋るのが速い人は読むのも速くなる、みたいな感じでしたが...)

 

他のどこかのアンケート(出典が曖昧すぎて申し訳ないです)でも、「本を読むときに文字を頭のなかで声に出して読んでいるか」というアンケートで約半分がYesだった気がします。

 

 

ここで、エッセイの話とつなげることにしましょう。

 

半分の人はモノを読むときに頭のなかで声に出している。

つまり、声に出しやすい文章、声に出したときにしっくりくる文章を書けば、半分の人には響くはずだ。

 

 

 

流れの良い文章。スピーチにしたらぐっとくるような文章。

私は常にこれを意識しています。

 

 

 

 

 

ご無沙汰しております。

昨日、Last day of classes を無事終わらせてきました。ちなみに明日からテストです。

 

9月に始まったMIT生活、既に8分の1が過ぎてしまいました。

テストもあるので(現実逃避のためにここに来た)軽くまとめて置いておきたいと思います。

 

 

 

まず、授業に関しては4+α個しかとれなかったのでそこまできつくはありませんでした。

ただ、変に内容が知っているものだったりすると授業に出る気が起きなくなって憂鬱、授業に座っても私は1時間半なにをしているのだろうと思ったりすることがありました。やはりある程度難しくないとモチベが上がりませんね。

 

生活面については、今まで実家ぐらしだったのが急に一人で自炊生活になり、色々食事の面などで新しい食べ物に挑戦したりしていました。

それでも、日本食のような繊細な味のものが周りになく、外食するにも高く、ちょっときつかったです。これがあと3年以上続くのか...。

 

人間関係においては、最初に知り合った友達と寮の人と基本的につるんでいました。自分の所属する化学部以外ではそこまで人間関係を広げることはなかったです。ただ、60人位受けてる授業で顔見知りができたり、すれ違い際に挨拶したりするくらいにはまあ居心地がいい関係ができました。学期をまたいだらどうなるのかはわかりませんが。

寮についてですが、フロアのコミュニティが小さく深く、楽しいです。学年1200人、4学年+αがごちゃ混ぜになって授業を受けるこの環境で、日々帰る場所に落ち着きを得ることができてとても恵まれていると思います。

 

 

 

この数ヶ月の感想。日本は凄いところだと思います。

電車は綺麗、コンビニに美味しいものが置いてある(安い)、夜もある程度安全。

日本の便利さ&食事&大事な人たちとMITが両方同じところにあったらいいのになと感じます(無理)。

結局はないものねだりなんでしょうね。

留学している日本人の中には私と同じように日本を懐かしがってる人も結構居て、やはり日本は生活面として過ごしやすかったんだなと感じます。

 

 

ただ、私は日本に居場所があるのだろうか、それを考えたときにどうも日本で生きている自分が想像できないのです。

無意味にただ規則に従う社会や薄い人間関係、どう考えても効率が悪いのに変わらない制度やネットの匿名の叩き合い、それを思い出せば日本は居心地が悪かった。

 

かといってアメリカに居る自分もそこまで想像できない。

果たして私は一体どこに居るべきなのでしょう。

自分がここに居ていい、と思える人たちを見て、どうしたらああなれるのだろうと思います。

まあ、留学生だからこそ将来が不安に思えるだけなのかもしれないけど(cf. Donald Trump)。

人よりもいい経験ができる立場にいるからこそいい経験をしなくてはいけない、そんな観念にとらわれている気もします。最近はなにがしたいのかよくわかりません。

 

 

という感じで人生に、自分に悩む4ヶ月でした。一旦日本に戻って落ち着こうと思います。

 

成績は、いつの時代でも気にするものです。

なぜなら、成績だけで人間を評価する人や場所もあるからです。

 

MITは、周りはMITと聞くだけで頭がいいと認識してしまうのでそこまで成績の悪さは響かないと聞きますが、どちらかというと、一部の生徒のほうが成績を過重視してしまいがちです。

というのも、MITにくるような生徒はトップクラス、高校ではオールAは当たり前だった人たちだからです。

そのような人たちがたくさん同じ場所に放り込まれた時、(働き蟻の法則ではありませんが、)絶対に平均や最下位というのは存在するわけで。

今までAだったのにMITではB、なんて言われたら落ち込むに決まっています。

(私はどちらかと言うと、誰かが最下位にならなくちゃいけないなら自分でもいいかと思ってしまうのですが笑)

 

このように、成績に対してピリピリしている生徒たちがどのようにして過ごしているのか?

この記事ではMITの成績評価方法について書きたいと思います。

 

 

 

よく言われる通り、高校や大学と学業のレベルが上がるにつれて、成績評価もはっきりしてきます。

小学校では、○△×だったのが、高校では1~5、大学では優〜不可や点数表示となりました。

アメリカは日本よりも評価方法に厳しいです、というのも法律や規則が絶対的な社会だからです。

 

 

 

さて、MITも成績評価は厳密です。

学期のはじめに配られるシラバスには、psetsが〜%、mid-termsが〜%、finalが〜%と予め記載されています。

どれも点数がきちんと付けられるのでわかりやすいですね。

 

 

MITの成績の特徴はもう一つあります。

それは、リアルタイムで成績が確認できるということです。

 

 

どういうことかというと、stellarと呼ばれているサイトで自分のページにログインすると、各科目の教材などが確認できて、そこで点数も確認できるということです。

 

 

 

(例:8.033(relativity 相対論)の成績。失敗したmid-termの点がまだ出てないので今のところはいかにも頭がいいように見えます。)

 

 

残念ながら、何点以上ならA、B、というのは学期の最後に先生が決めるので、厳密な最終評価についてはわかりません。

 

 

ただ、アメリカの評価制度でよく言われるのは、

 

90~:A

80~:B

70~:C

60~:D

~59:F (Fail)

 

です。

 

比較として、東大は

 

80~:優

65~:良

50~:可

~50:不可

 

です。

 

 

実際の評価ラインがこれ以上上がることはないので、例えばAを狙いたいなら全体として90%とっておけば確実、と言った感じです。

例えば、8.033 相対論の授業では、去年は80~がAのライン、~49がFのラインだったそうです。

 

 

 

成績がリアルタイムで確認できる制度、良いのか悪いのかはよくわかりませんが、MITの制度としてお送りしました。

MITにはHackingやPiano Dropなど名物がたくさんありますが、そのうちの一つ、Problem setsを紹介したいと思います。

 

 

Problem sets(通称psets)とは、簡潔に言って「宿題」です。

 

宿題のどこが名物なのか?

当たり前にあるものじゃないのか?

 

そう思いますよね。

 

 

その通りです。

 

 

ただ、思い出してみてください。

高校、大学に入って、コンスタントに宿題が課されたことはあるでしょうか。

多くてもレポートが学期に数回ぐらいでしょう。

 

 

ここが、MITと他の大学との違いです。

 

 

MITでは、殆どの理系の科目で毎週 psets が出されます。

つまり、学期で合計8~10回提出するということです。

期限は主に1週間、前のpsetの提出期限の日に次の週のpsetが掲示される、と言った感じです。

オンラインで提出するものや紙に書いて提出するものがあります。

友達との会話も、psetが出ないことはない(言い過ぎ?w)です。

 

 

 

 

(例:8.033 (relativity:相対論)のpset)

 

 

 

(化学科 Course 5の提出箱。提出期限の時間をすぎると結構厳格に締め切られるらしい。)

 

 

 

 

psetの成績における比率は30~40%。結構重たいです。

しかし、ここにまたMITの名物である所以が隠れています。

 

 

 

 

MITのモットーは、cooperative, not competitive です。

 

 

 

世界トップクラスの大学であることから、頭の良い学生が集まってきて、競争も激しくなると思われるでしょう。

 

しかし、Engineeringの学校だからでしょうか、MITでは競争よりも共同作業を重視します。

カンニングなどはだめですが、「なるべく他の生徒と協力してpsetsを行え」とよく言われます。

だから、寮のフロアなどで、数人が集まってpsetsに取り組んでいるのをよく見かけたり、メーリスでは「どこどこで〜のpsetsやってるよ」と流れてきたりします。

(私の場合は、psetsに取り組むのが早すぎるために他の人とそこまで共同で解くことがないですが。)

 

 

だから、psetsはほとんどが80~100%ですね。そこまで点が落ちることは全体としてないと思います。

みんなして同じ問題を間違える、という面白い話を聞くこともありますが笑

 

 

 

こんな感じで、psetsはMIT生活の中で大きなファクターとなります。

勉強面で楽したいなら、MITを選ぶのはちょっと、といった感じですね。他の学校を選んだほうが良いと思います。(Rice Universityもきついと聞きますね。)

 

 

体調を崩したときや他に予定が入っているときに山積み(というわけでもないけど)になっているpsetを見て暗くなること、みんなあると思います。

そういう時、タスクがたくさんある時に自分がどのようにして現状を切り開いていくかを考えることがよく出てくる、そういう意味でMITは人間的に成長できる場だと思います。

 

実際psetsがあるから病んでるような人はそういなくて、みんな生活の一部としてpsetsを取り込んでいるので、とてもとてもいい環境だと思います。

 

 

 

報告し忘れていました。

10月15・16日の週末にニューヨークに行き、Mynavi主催の経営戦略シミュレーションゲームに参加してきました。

ボストンとニューヨークはバスで5時間ぐらいで行き来することができます。アメリカにいると近いと感じてしまいますね。

 

(行きのバス)

 

 

 

経営シミュレーションゲームは、Japan Career Fair 2016 in New Yorkと同時に開催されていました。4人1組、14組ほどが模擬製薬会社として売上や会社価値を伸ばすことがGoalのゲームです。

参加者は、私達のようなただの学生はいましたが、MBA生や社会人らしい人たちもいました。びっくりしました。New Yorkに行けると聞いて参加した私とは大違い...。

 

 

 

ゲームの詳細は説明するととてもとても長いのですが、簡潔にまとめると、代表、経営担当、研究担当、販売担当に分かれてコミュニケーションを取りながら会社の売上と株価を上げていきます。

製薬会社がモデルなので、研究担当が研修や開発を行い、販売担当がセールスマンの研修や人材配置を行い、経営担当が株や融資の取引などを行い、代表が販売数や予算を決めるといった感じです。

 

(配布された資料とシミュレーションを行うコンピュータ。)

 

 

全体的な結果は、6位/14組でした。

主な敗因は、1期目における不運です(持っていた薬と新薬が6割開発に失敗した)(本来は7割成功するはず)。

その後めちゃくちゃ金をかけて新薬を開発し新しい市場に投入したことで、一時期一位になりましたが。

 

(第三期。売上は最下位)

 

(・・なのに株価は断然トップ!w)

 

(総合した結果、第三期は主に株価だけで会社価値が1位になりました。一瞬の栄華を味わいました。)

 

 

 

 

 

 

高校にいたときにこういった経済系のゲームはやったことがあるのですが、この経営シミュレーションゲームにはめちゃくちゃ感動しました。

なんせ、一瞬で計算が終わるんですもの。アルゴリズムがどうなってるか気になりますね。

 

全体として、このシミュレーションゲームは本当に良い経験になりました。

コミュニケーションの大切さ、運のよさ、何橋に陥った時の機転の良さなど、様々なファクターが全体の利益に貢献するんだなと思いました。

また、このゲームを通して、企業で開発をすることの責任の重さを感じました(私が運の悪い研究担当だったため)。立て続けに開発が失敗すると、本当に萎えますね。やはり利益に直結しない仕事がしたいものです(MIT生らしくないですが)。

 

 

 

 

 

 

最後に、いくつか関係ない写真を貼っておきます。

 

 

(なんか加工したら綺麗になったニューヨークの街並み)

 

 

(アメリカではもっと高いスタバ)

 

 

 

(なぜか知らないけどこの日だけ混んでいた博物館 日本人じゃないのに(?w)数千人並んでた(気がする))

 

 

 

(タイムズスクエアの2つ先、5th Street沿いにある日本食屋。)

 

 

(美味しかった。涙がでるかと思った。感動のレベルが低くなっているのかもしれない。)

 

 

(Central Parkで昼寝をするMIT生&東大生)

 

 

 

ではまた。

 

あまり書くことがないので、今回は「トップ校あるある(?)」な話をしたいと思います。

 

 

みなさんは、「まだレポート書いてない自慢」「まだテスト勉強していない自慢」をしたことがありますか?している人を見かけたことがありますか?

私が日本の高校にいたときは比較的多かったのを覚えています。

反抗期・中二病もあるせいか、思春期の少年少女には「努力しないことがかっこいい」的風潮があるののかもしれません。

 

そこで今回は、MITではどうなのか、ということについて語りたいと思います。

 

まず、MIT入学早々オリエンテーションがあったとき、上級生がこんなことを言っていました。

 

「MITで過ごしていると、『明日このpsetとこのpsetが提出期限で明後日はこの授業のmid-termがあってーー』という会話を聞くと思うけど、そういうのは気にしないでちゃんと計画立てて終わらせるのがいいよ」

 

 

・・・大学に来ても「やってない自慢」が起こるのか。

そもそも果たして本当なのだろうか。

 

 

 

授業開始から3週間が経ちました。

周りから話し声が聞こえてきます。

 

寮でも「My pset is due tomorrow but I haven't started yet」

廊下で「I have three psets due today and one mid-term tomorrow」

更には友達まで「明日のプログラミングセミナーの宿題まだ始めてもないんだけど!」@Facebookメッセンジャー at 23:00

 

 

なんと、本当だった。

一日1回は聞こえてきます。まぁそれほどMITが宿題を出すというのもあるのですが。

といっても、なんで前日までprocrastinateするかなぁ・・・。

わからない問題があっても、みんな前日まで取り掛かってすらいないので聞くこともできず、少し困りますね(笑)

 

私も彼らの一員にならないように頑張りたいと思います。

 

 

MITの授業の説明をすると言ってから数週間が経ってしまいました。

この記事では、ES.A70(Pythonのセミナー)と P.E.  (体育)について書きたいと思います。

 

 

ES.A70 It's dangerous to take mechanics alone. Take Python too!

まず、ES.A70は6単位の授業です。

普通の授業は12単位のものが多いので、授業時間が半分ぐらいと思ってもらって構いません。

ES.A70は簡単に言うとPython入門コースです。

プログラミングを既に経験している人には比較的簡単な授業だと思います。

週3時間で、物理で出て来る現象などを実際にコードを書いて図示してみよう、というのが主な目的です。

まだ3回しか授業を受けてないのであまり話すことができませんが、今のところ

・boundary layerのvector field図示

・自由落下+空気抵抗+反発係数のシミュレーション

をやりました。楽しいですね。

もちろん、他の授業と同じように毎週宿題が出ます。Instructionがついているのでそこまで難しくないです。

 

 

P.E.

次に、皆に共通であるPhysical Educationの話をします。

MITの卒業要件のいくつかとして

・Swim Testに合格またはSwimming の授業受ける

・合計8 PE pointsを取る

ことがあります。

 

最初のSwim testは、夏のオリエンテーション中に開かれ、そこで合格しなければSwimmingの授業を取らないといけません。

Swim testは1 yard、プール2往復なので日本の体育で水泳をやってたりすればそこまで苦じゃないと思います。

 

次のPE pointとは、

・1セメスターに2ターム

・1タームに1時間授業12回のものが多い

・全出席で1ターム1pointもらえる

という内容です。

12回の授業のうち1回だけ休めるという制度があるそうですが、秋学期は10/10, 11がColumbus dayで休日であるため実質休むことができません。

なので、1回でも休んだらpointはもらえないことになります。

 

私はTsegballというマイナーチームスポーツを選びました。

小さい柔らかいボールをパスし合いながらバスケットに入れるという競技です。

ボールを持ったら1歩しか歩けずドリブルもできない、というルールなので必然的にチームメイトと協力することになります。

週2回1時間ずつの授業で、とても楽しいです。

 

という感じで、推奨は2年の終わりまでにPE requirementsをすべて突破することだそうです。

3,4年まで取っておく人もいますが(笑)

 

 

 

 

 

9/7(水)から授業が始まり、今日で3日目の授業でした。

一応12単位の全教科のLectureは受けたので、軽く報告をしたいと思います。

(海外の大抵の学校は入学式というものがないので、授業も突然始まります。)

 

 

まず、先生に相談した結果、この前とは受ける授業を少し変えました。

5.61 物理化学(量子化学)

8.03 振動・波動(物理III)

8.033  相対論

24.02 哲学

上から順に説明していきたいと思います。

 

 

5.61 Physical Chemistry

クラスサイズは20人ほど。たぶん1年生は私だけ。

名前は物理化学ですが内容は量子化学だそうです。

内容としては、はじめの数回の授業で前期量子論、その後:

時間に依存するシュレディンガー方程式、依存しないシュレディンガー方程式、不確定性原理、水素原子、摂動論、多電子系原子、分子軌道、ラビ振動、NMR

とやるらしいです。

試験?がこの学期で計4回あります。

宿題はほぼ毎週出ます。

 

 

8.03 振動・波動

クラスサイズは100~200人ほど。1年生は10~20人くらいいるのかしら。

Open Courseware (OCW)に載せるために録画しています。

内容は、

力学的振動・波動、電磁気学的波動、光学

だそうです。

試験は計3回。

宿題はほぼ毎週出ます。

 

 

8.033 相対論

クラスサイズは8.03と同じぐらい。1年生は3~5人(まだ他に2人しかみかけていない)。

内容は、おおまかにいうと前半で特殊相対論、後半で一般相対論だそうです。

Recitationは普通TAが教えるのですが、レベルが高いからか?この授業は航空宇宙工学の先生が教えてます。

試験は三回、これも宿題が毎週出ます。

 

 

24.02 哲学:倫理・道徳

クラスサイズは50人くらい。1年生がほとんどでちらほら2年生をみかけます。

内容はよくわからないです。シラバスには

・A GOOD LIFE

・OBJECTIVE VALUE?

・WHAT WE OWE TO OTHERS

と書いてあります。

Communication Intensiveの授業なので、基本的にディスカッションが多い授業です。TOEFLにでてくるようなシチュエーションですね(?)

毎回読み物を読んで、それを前提に講義するっぽいです。

レポート3本、リーディングテスト1回、プレゼン1回です。

 

 

その他ES.A70というPythonの授業がありますがまだ受けてません。また報告します。

 

MITの時間割は、日本の大学とはシステムが違います。

まず、物理的に取れる科目は4〜6個(1年生は4個、稀に多い人は8個)です。

科目ごとにLectureとRecitation(Lectureはかならずある)があり、LectureはProfessorが教える時間、RecitationはTAが教える時間です。

研究室で行われる授業もあります。

ほとんどのLectures/Recitationsが1コマ1時間となっています。

 

生徒は、授業カタログからとりたい授業を選んで自分で調整します。

基本、1年生はGIRという必修科目とHASS(文系科目)で埋まります。

ちなみにHASSは1学期平均1コマとらなくてはいけません。

したがって、1年生は必修3コマ+文系1コマとなります。

また、PE(体育)は別のスケジュールで構成されており、自分の時間割に合う時間帯で興味があるものを選びます。

 

 

私は必修の科目はほとんどASEで単位をとったので、今のところの時間割は以下のとおりです。(体育を除く)

 

5.12:有機化学

5.60:熱力学

8.03:振動・波動

24.02:倫理(哲学)

ES.A70:Pythonセミナー

 

 

 

 

東大の授業が1限8:30〜5限18:35なのに比べて少ないように感じるかもしれませんが、実際の勉強量は圧倒的に差があります。

ほとんどすべての科目でProblem set(略称 pset)という宿題が毎週出され、毎週提出しなくてはいけません。

科目によって解くのにかかる時間はまちまちだそうですが、毎週、1科目につき5~10時間かかると言われます。

それに対して、東大は宿題がほとんどでませんね......。

 

 

実際の授業の様子は一通り経験してからまた報告します。

 

MITには11の学部寮があると言われています(いくつかは一つの建物内に共存するので実際の建物の数はもっと少ない)。

1年生は必ず寮にすまなければならないのですが、2年からはFraternity/SororityというGreek Lifeやオフキャンパスに住むこともできるようになります。

 

私は全然他の寮に行かないので他の寮の様子などはわからないのですが、寮によって本当に文化が違うので面白いです。

例えば:

East Campusは真ん中に広場があって、よく工学系の人たちが大きな遊び道具(コースターなど)を作っている。

Simmons Hallあたりはパーティー系の色が強くなる。

Burton Connerは階ごとにも文化が違う。

とかです。

 

私のいるところはRandom Hallといって、他の寮からは少し離れたところにある比較的小さな寮です。猫が数匹います。

 

 

ちなみに猫を飼っていいところは決まっていて、East Campus、 Random Hall、 Senior Houseの3つだそうです。

 

 

SingleとDoubleの部屋があり、私が一時滞在したところはDoubleでした。

 

 

 

 

 

新しい部屋はDoubleという名のSingleです。(一応Doubleだけどドアが塞がれてるからSingle)