軽井沢 「クマと共存・両立で被害抑制」-人間の怖さをすり込む | 幸せ信州

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軽井沢の学習放獣-人の怖さをすり込み、山に追い込む

 31日未明、群馬県安中市松井田町で体長が1メートルほどの成獣とみられクマが住宅に入り込み、この家に住む70代の夫婦が襲われて大けがをした。

 その安中市とは国道18号でつながり、碓氷峠を挟んだ隣町の軽井沢町は、クマとの共存を図る「軽井沢方式」の実践で、2011年以降は森林エリア以外での人身被害ゼロと実績を納めている。

 

 

 ■クマと共存-「軽井沢方式」

 軽井沢町は国道18号線を挟んで北側が国指定の鳥獣保護区になっている。別荘地も多く人間の出入りは多い。そこで、野生動物と人との共存と被害抑制の両立を図っている。
 クマについては、「里に出てきたクマを捕殺するだけでは人とのすみ分けはできない。山に追い込むのが効果的」とし、市街地に近づいて捕獲されたクマに人間の怖さを学ばせて山中に戻す「学習放獣」をし、その後の行動を監視している。

 クマをワナで捕獲し麻酔をかけ山へ戻す前に犬や人の声を学ばせる。ゴム弾や花火も使い「人は怖い」と覚えさせ人里に近づくたび同じ体験を繰り返す。学習放獣の効果で9割は人里に近寄らなる。


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 軽井沢町のクマ対策万全,「4年連続人身被害ゼロ」 2020-10-30 
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