鴨川のバクチノキ | 幸せ信州

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 バクチノキ(ビランジュ)は,関東地方以西の本州・四国・九州・沖縄に分布する常緑高木。樹皮が鱗片となって大きくはげ落ち,そのあと幹肌(はだ)が赤黄色になるのを,博奕(ばくち)で負けて着物をはぐのにたとえから,この名があるとも。 温暖な地域では山地に生育します。
 

◆バクチノキ群生地(鴨川市)
 バクチノキ群生地は、標高219mの大山の山腹にある大山不動の参道沿いの山林の中にあります。バラ科の植物で灰褐色の樹皮の脱落跡が紅黄色になります。
 その様子が「ばくちで身ぐるみはがされた状態」に例えられることからバクチノキと名付けられたとも言わています。バクチノキは房総半島以西の暖地に自生する常緑広葉樹です。バクチノキが数10本自生し千葉県内でも最も規模の大きい群生地です。
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鴨川市古畑115他
 JR外房線安房鴨川駅からバス金束行き「大山小学校」下車徒歩30分周辺には、大山寺不動尊などがあります。
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大山寺不動堂 
 奈良時代に良弁僧正が開山したと伝承されている大山寺は、高蔵山の中腹にあり、境内からは長狭平野から太平洋まで一望することができます。江戸時代後期の享和2年(1802)に建てられた不動堂は、正面の「波の伊八」の竜と、本尊を安置する厨子と一体で県の有形文化財に指定されています。
 また、鎌倉時代後期の作と推定されている本尊の「木造不動明王像」も県の指定有形文化財です。この本尊は非公開ですが、毎年2月3日の節分会で開帳され一般公開されます。
 他に、不動堂よりも古い年代の鐘楼、文和2年(1353)造立の石造宝篋印塔が鴨川市の有形文化財に指定されています。
場所:千葉県鴨川市平塚1718