ヤシャハゼメス | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

2021年7月にイーストアフリカさんで購入したヤシャハゼのメス&ランドールがまもなく5年を迎えるというタイミングでヤシャハゼ(メス)がお亡くなりに・・・ オス単身になってしまいました。

 

【メス購入時・2021年7月】

当時購入の決め手は

①比較的、小さめの若い個体だから

②予めエビと同居していた状態で売られていたから(一緒の海、そもそも同居状態だったのかも)

③背びれのスレッドが長いままだから

④安かったから(笑) イーストアフリカさんは用品・機材もプライスリーダーだと思います。

 

入海してランドールがすぐ巣穴工事を始め、ヤシャハゼと合流。

同居するやどかりに巣穴を頻繁に潰されます(笑)

 

でもすぐに復旧すべく摺鉢状の巣穴工事を眺めているのは楽しいかも。

 

過去にもヤシャハゼは飼育していたことがあります。

(2008年刊行・コーラルフィッシュ誌Vol.16掲載)

 

そのときのヤシャハゼは4年6か月生きたのでそれ以上を目指したいです。と思っていたのに今回4年11カ月で途絶えてしまいました。

 

ダイビングするようになって静岡の伊豆などで何度もヤシャハゼを見てますが、伊豆では生息域は20~25mくらいの水深に居て水温は比較的冷たく、遮蔽物が無い開けた一面砂地の所に居ます。

 

【2021年7月 奄美大島・北部/インオアシス】

※このヤシャハゼが出てくるのを静かに3分ほど粘った渾身の1枚(笑)

ダイビングではゴボゴボと自分自身の呼吸で吐く音を警戒するので、とにかく静かに静かに水底で腹ばいになったままジタバタするとパウダー砂が舞い煙幕が立つので、ぴたり動かず待ち伏せ。

 

この深度ならではの明るさなので実際に海中で見ると、夜叉と呼ばれる所以のビビットな色彩に感心します。

 

・1年経過【2022年7月】

元気です♪ やっぱり背びれは長いに限りますね!

 

若魚で入手しましたが、いまやとっくに成魚サイズ。

エサにもすっかり慣れていては離れたところから水槽観察していると水面までエサを食べに来るほどです。

 

2年経過【2023年7月】

ミジンベニハゼのペアとの同居状態にして、ひとつの水槽内で飼育をし巣穴の場所が変わりました。

ヤシャハゼとミジンベニハゼのペア双方で小競り合い皆無で干渉せず親和性あるようです。

 

いつに間にか、背ビレが少し短くなってしまった!(汗)

 

3年経過【2024年7月】

エサはキョウリン・メガバイトブルーSを与えて、たまに冷凍クリーンブラインです。

ヒレ先端が二又に切れてしまっていますが痛点は持ち合わせてないのでしょう。

 

撮影のためにエサ投入。

かろうじて紅白のハサミが見ています。

 

巣穴はランドールにより感心するほど丁寧なに施工。

まるで石垣築城職人・穴太衆(あのうしゅう)みたい。

 

2024年秋に埼玉の某中古屋さんへ仕事の途中、クルマで通過したので寄り道してみるとまさか突然の出会いが。

特に欲しいものはなかったのでざっと眺めて帰ろう。と思っていたら端の水槽に同店ブログに掲載されていなかったヤシャハゼのペア&ランドール1匹がいました。

 

ヤシャハゼ のオス※2024年7月 撮影地 奄美大島

その店で見たメスはボディーに複数のキズがあり黒ずみ、背びれが極端に欠けて短い状態。

 

そのオスは見た目は普通なのに瘦せすぎていて調子が悪そう。

そしてエビはなぜかアクリルケースに挟まれ動けない状態(汗)

 

まぁかの店では基本買い取ったものはそのまま放置プレイなので、イマイチな雰囲気。

一応、値段を聞くとヤシャハゼはペアでなくとも販売OKというのでオスを購入。

 

価格が驚愕のヤシャハゼ・オス 1匹770円!税込み

 

ランドールが330円(笑)

激安すぎて迷わず即決購入!

 

ウチにいる先住ヤシャハゼはメス。ランドールはオスと思われます。

新たに買ったハゼはオス エビがメス!

つまりどちらもペアの組み合わせになる算段ということ。

 

久々にエアチューブを使って丁寧に時間を掛けた水合わせをしました。

特に買ってきたヤシャハゼの調子がイマイチそうで心配。

 

ハゼとエビ揃ったまま入海。

しばらく観察していましたがエビとハゼの進展はないままだったので粒エサを与えてみました。すると先住のヤシャハゼが出てきて2匹ハゼ同士で見つめロマンスが始まるような出会いの瞬間に立ち会いました。

 

争いもなくどちらもスムーズに同じ巣穴で同棲が始まりました。

 

ちなみになぜエビが先住と見分けがつくのかというと、事前の水合わせで気が付いたのですが・・・

抱卵個体♪ 

 

ヤシャハゼの雄雌の見分けは言うまでもない事かもしれませんが、胸鰭(の底と接触する位置)先端部に黒い斑があるのがオス。黒い紋様がない方がメスなので容易に見分けが付きますね。

 

翌朝、粒エサを与えるとヤシャハゼ2匹が巣穴から出てエサを食べているところを目撃!

 

後ろに居るのが新入りのオスでヒレの黒い斑があり、体格もやや小さいです。

 

ちなみにエビも元気で、たまに2匹巣穴から出て来ることがあります。

ヤシャハゼがペアになったためかエビがペアになったせいか巣穴も一回り拡大工事をしたみたいです。

 

4年経過【2025年7月】元気です♪

中央にいるのがメスで、上でホバリングしているのはオス。

 

オスと同居させたせいか、お腹が膨らんでいます。もしかするといつか産卵するかな!?

 

何度かコトブキテッポウエビ幼生のハッチアウトを目撃。

確保して観察。

 

ザリガニやレッドビーとは違って稚エビで産まれてこないゾエア幼生(?)

サイズはミジンベニハゼの赤ちゃんよりは大きく見えます。

 

しかし口はかなり小さいようでシオミズツボワムシが捕食できるのか疑問でブリード可能か不明。

まずメスエビは抱卵するとほぼ巣穴から出なくなり、どのタイミングでハッチアウトするか全く見当がつかないです。せめて姿が観察出来たら傾向が掴めるのかもしれません。

 

ヤシャハゼはメスはお腹が大きいですが、まだ産卵していないと思われます。

こちらもミジンベニハゼ同様、カミハタがブリードに成功し少数が流通に乗ることがあります。

底砂を敷かず、巣穴でなく塩ビ管に棲ませるなどやり方を変えたら可能性あるかな。

 

個人的にはそれよりもエビが作る巣穴での共生生活が見たいのです。

巣穴を拡幅するのに不足気味の小豆サイズの砂を追加しておきました。

 

やっぱりペア飼育させると♂♀の役割に応じた本来の姿を観察することが出来て楽しいですね。

 

ところが事態の急変をむかえた2026年6月某日。

ヤシャハゼメスの動きが鈍くなり、巣穴から出たまま呼吸が早い!体色が薄くて危篤状態!?

 

エビが巣穴からヤシャハゼメスの姿を心配して覗いているような姿を見せていたのですが、翌朝お亡くなりに・・・

【在りし日のメス】

残念ですが4年11カ月飼育で天命を全うしたと思いたいです。

 

その数日後、カミハタでヤシャハゼメスが入荷したとサイト更新を見て試しに某中古屋さんへTelすると少数入荷だったらしく仕入れ不可との報で断念。

その件を忘れた約10日後の土曜日にかの店より電話が。

 

『なぜかヤシャハゼメスが1匹来てしまったので安くするのでどうですか?』と(笑)

突然の予想外の知らせに当日入手しました。

 

入海させ水槽内を徘徊し5分後にメスが居る巣穴へ入っていくのを見届けたもののの、以降先住ヤシャハゼ&エビすら姿を見せなくなってしまいました・・・

 

今はヤシャハゼと根競べ状態で我慢のみ。

ということで5年飼育を超えるどころか先行き不安が募るこの頃。

 

※この記事作文中の1週間前に2匹の姿を無事確認!スマホで最大倍率にして離れた位置から撮影。

 

ただ未だに警戒心Maxですぐ巣穴に隠れてしまいます。

はやく飼育環境に慣れてもらいたいです。やっぱりペア飼育は良いですね♪