ゴールデンウィーク前半は水槽メンテ | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

今年もゴールデンウィーク前半は例年恒例化している”水槽いじり”をしました。

 

まずはマグネットポンプを分解清掃しました。

 

想像通り中身は茶色状態なのでブラッシング。

最近、錯覚かもしれませんがマグネットポンプ本体が以前よりも熱を持っている気がしています。

 

構造的に元々熱くなるので指先触感だけの判断は微妙ですが。

本体はシンプルな構造。

 

マグネットポンプはトルクフルで壊れにくい。とはいえ7月で丸13年になりサンプも同じ期間使っているので近い将来新調したいと考えています。

ポンプは熱と騒音を牽制したいのでDCにするつもり。

 

配管も交換することになるので構想を練っているところです。

 

肝心の水槽内での問題点は今まで手を焼いてきたものとは違うワカメのような海藻が局所的にブルームしていました。

右側へ寄せ集めているハナヤサイサンゴとショウガサンゴ周辺で留まっていました。

 

特にハナヤサイとの接触点に海藻が当たったままだと溶かされてしまいます。

海藻も自身を安定させるべく酵素を出してサンゴを駆除し足場として根付けしたいのです。

分解しながらピンセットなどでつまみ、根が残っている事を考慮しホールドファーストで埋め潰し。元の場所に戻すのにそれなりに時間が掛かりました。

 

もう一か所はこのミドリイシの後方部。

掴むと土台に固着し、外せずに難儀しました。

 

セアカコバンハゼの棲家でもあり、なるべく空中に晒したくないため事前に用意したプラケースを沈めてプラケース内で手返しよく作業。

ところがケースの方が小さかったという凡ミス! 無関係で健全なエダ先がプラケース内でぶつかり数カ所折れてしまいました。

 

思っていた以上海藻の根が深いところまで浸潤していて広範囲にカットする事態に。

ハゼがミドリイシから逃げ出したため患部を取り除いたあとにビーカーから元のミドリイシへエスコートし帰宅させました。

 

今までより少し深い位置へ置く事ができました。

おかげで視覚的に後ろのトゲサンゴがよく見えてバランスも良くなったと自己満足。

 

そして今年1月に落として取れなくなっていたピンセットを回収すべく捜索。

このミドリイシの右後方へ垂直に落としたのですが、まさかの神隠し状態で見つからず・・・

 

歯科業界で使われているステンレス製でほぼサビは出ないはずですけど、じつはステンレス素材の純度はかなりバラつきがあるのでどうにか錆びないよう願うだけにして先へ進めました。

 

このミドリイシの左側のグリーンのトゲサンゴの長い所を散髪感覚でカット。

 

そして我が水槽で喫緊の課題であるヒラムシ。

Redsea DipXの薬浴により効果を上げてきましたが僅かに生き永らえていたらしく2種のツツ系に最近になって被害が出ていました。

 

ひとつはikeさんから頂いたコレ

 

近くに寄せ植えの如く置いていた色違いにも・・・

 

両方ともヒラムシ特有の食害痕があったので取り出しDipXで薬浴するも既にダメージが強かったのか薬浴した翌朝に両方ともオール白! 完全に失いました。

 

発売以来使ってきたRedsea・DipXの効果の高さは大いに実感をしていますが、ある一線まで食害されたミドリイシに対しては負担が強く薬浴の作用に負けてしまうことがあります。(※我が水槽での事例)

ikeさんサンゴはもうじき丸4年でしたので残念です。(※ストロベリーは健在ですよ)

 

しかしヒラムシホイホイ的に失ったツツ系へヒラムシの多くを集めていた感があるので払った犠牲は大きいものの一定の役割はあったと信じたいです。

 

他にもいくつかサンゴの置き場所を変えました。

 

レイアウトのベースそのものは変更せずマイナーチェンジといった感じで終了。

 

左右両端は砂地がよく見えるように。

しばらくは通常の水換えだけで済めば良いのですが、そうは甘くないですよね。

本当はショップ巡りしてゴールデンウィークセールでサンゴ買ったりしたかったです。