ナチュラルのライブフィトプランクトン | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

7月にナチュラルさんで植物プランクトンを入手。

正式な商品名は”オリジナルライブフィトプランクトン”

500mlペットボトル入りで価格は1320円(※2024年8月現在)

 

店内で培養されており、7月から培養容器を大きめ水槽へ変更したことで大量かつ安定供給化を図ったそうです。

 

製品の詳細とコンセプトなどは下記リンクのYouTube動画に解説がありますのでそちらでどうぞ。

 

さしあたり我が水槽で特に調子がどうということも無いのですが、以前紹介した同店オリジナル製のサンゴフードは相変わらず良好な印象が継続中♪

良好というのはサンゴの色彩や成長ということより、ポリプの咲方が良くなるという事がハッキリ目視で確認出来ます。

サンゴが正しく反応する姿を見せてくれること自体が健全な事と思うので、週に2回投与というスパンで現在も継続使用中です。

 

投与量は付属スプーンで大盛り1杯分!

 

話は戻って、今回の植物プランクトンについて投与する量とタイミングの見極めは掴めていないですが、7月3週目に初回として30ccほど日中に投与しました。

 

開封後はすぐ冷蔵庫へ戻します。保管は冷蔵が必須。クロレラ類と同じく温度にシビアです。なんせ生きているからです。

水槽を観察するも事前情報通り、何か特段目視で変化がおきる事はありませんでした。

 

植物プランクトンと言ってもあらゆる種類があるわけですが、そもそも食物連鎖に於ける下層を支持している存在なので水槽であってもそれらよりも上位の生き物であるサンゴなどへ何かしら間接的に恩恵を与えるのでは!?というのが製品コンセプト。

 

その後、5~7日おきに50cc前後の投与を続けました。

開栓後プランクトンが死滅するのが約1かヶ月程度らしいです。最終的に5週間にわたり続け、若干残りましたが期限には意味があるため廃棄しました。

 

結果、我が水槽では投与したところ何も感じるものはありませんでした。

以前、シオミズツボワムシを培養しミジンベニハゼのブリードでクロレラを投与していました。

 

右端のマリンクロレラ(濃縮海産クロレラ)のパッケージにはサンゴのエサとしての使い道もあると記載があります。

何度かミドリイシ水槽への投与を試したことがあり、そのときも変化がありませんでしたので今回の結果は想像通りでした。

 

個人的な懸念点としてはクロレラでも当てはまる事で、冷蔵庫保管という低温状態と飼育水とは20度くらいある温度差。

プランクトン水のphと塩分濃度vs飼育水phと塩分濃度 この差により投与時に大半がダメージというか、即死していないのかなという疑問? 調べようがないです。

 

もしかすると水槽のコンディションが悪いとか、新規の立ち上げ途中にある水槽の方が手応えあるのかもしれないですね。

ということで水槽に不安や問題を抱えている人は試してみると新たな気付きや変化があるのかもしれません。その際はミスズではなくお店に相談してください。

 

ちなみに投与したからコケが早く発生するとか水が劣化するとかマイナス要素も全く感じることはありませんでした。ご参考までに。