クロノスレイン・フィルター全交換 | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

日々水槽を観察していて、あらゆることを感じるわけですがガラス面に付着するコケが普段よりも早くなったなと思うように。

ガラス面だけでなくウェーブポンプなどにも同様、コケなどの汚れが早めに付くように感じました。

 

10年以上浄水器を使い続け、毎回浄水器のRO/DI水のTDS値を見ていますが数値には表れないところがあるようと思っています。

 

たぶん(?)メンブレンが限界点を迎えたのかなぁ~と。

メンブレンを最後に交換したのは5年前でした。

 

2台使っているので1台だけで使っている場合より2倍長持ちしてくれたら良いのですが、我が地域を供給している上水道は半分が地下水由来につきミネラル分が多いという特徴があります。

 

ゆえに水道水そのもののTDS値は100オーバーと高めで、盛夏では138を記録したことがあります。

ゆえにフィルターへの負担が高め傾向です。

 

DIは我が家では約10か月で寿命を迎えます。

DIの寿命は理論上1トン分とのことらしいですが、それはフィルターダメージが最小になる連続稼働させた場合。

しかもウチでは2台同時に使っているので本来は通水量から考えても2倍保つ理屈のはずですが、安価な5μとDIの2本は同時期に換えるようにしてます。

 

そもそもカーボンは理論上10トン以上もつことになっているので2回に1回ペースで換えます。

DIとカーボンは外観上での劣化はあまり分からないです。

 

カーボンは本来、塩素が検出される前に変えるべきです。

さもないと後続の高価なフィルターへのダメージが高くなり結果、短命に。

今回は最も高価なメンブレンも含めすべて変えることにしました。

 

浄水器はアクアギークのクロノスレインです。

 

水道を分岐し常時2台同時使用しているので、2セット分のメンブレンを含む計8本全てのフィルターを調達しました。

 

久々にフィルター小売価格を調べたら、軒並み店頭価格は値上がりしていたので通販サイトを網羅し最安値で調達。

2セット全て交換するのでフィルター代だけで計4万円オーバー(汗)

 

サンゴ飼育を辞めようかと考えてしまいますね~

 

カーボンフィルターの初期通水は習慣になってますが、メンブレンの初期通水は久しぶりなので取説で再確認。

 

そもそも基本的にアホなんですね(笑) 

DIパッケージを全く閉めずに蛇口を開き通水させ、普通に水漏れ。

 

しかもカーボンの初期数水後のホースを外したままを気が付かずに通水させ2度目の水漏れ(笑)

防水パンのおかげで被害なく良かったですけど。

 

メンブレンの初期通水は取説によると2時間となっていますが、1時間通水しっぱなしででTDS値がそれ以上落ちない事象になったのでそこで止めてセットしました。

DIの初期通水完了時に普段通りRO/DI水を貯めて水換えしましたが、新しい分いつもより透明度が高く感じました。

 

しかも生産水はもちろんTDS値0で素手で触るとサラサラします。

 

良い子はマネしないと思いますが、この初期通水完了直後のタイミングでの”Suntory Reserveウイスキー”水割りが最も旨いです!ハイボール派ですけど(笑)

 

新しいRO/DI水で水換え後3日経過した時点でも飼育水の透明度が普段より高い気がします。

個人的にはサンゴ飼育するのに浄水器無しには戻れないデス。

 

ただコケが減るだけではなく、”人工海水を溶かす=化学反応”なので水道水に含まれる100以上の有害無害のあらゆる何かが入っているよりもRO/DI水を使う方が人工海水のスペックを十分に引き出せるためオススメです。

 

薦めても簡単には導入されない&できない筆頭のアクアアイテムなんですよね。

自分自身がそうでしたから(笑)