ハンナ化粧品さんのショウガサンゴ | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

遡る事4年前、2018年12月にブルラボさん(現HANNA化粧品さん)通販サイトでやや青み掛かったショウガサンゴを買いました。

そもそも当時、ブルラボさんの通販サイトは競争率高く開始時間直後に売り切れてしまうことが多いのでサイト自体を積極的に見なくなっていました。

 

当時はしばらく休業期間もありましたしね。

どうせ買えないし自分の水槽スペースの都合もあって購入意欲すら湧かずそもそも諦めてました。

 

ところがこのショウガをナオさんが買ったとブログで紹介されていました。 https://ameblo.jp/rx782vk/entry-12428160229.html

 

しかもワタクシが想像していたよりも紺色に近い”ブルー感”に魅力を感じ、欲しい♪と思ってしまいました。

 

ナオさんに相談したところブルラボさんと連絡を取って頂き、ブルラボさんのご厚意もあって偶然売れ残っていたという同じ色彩をもつショウガサンゴをゲットすることができました♪

中味が小さいはずなのに大きなスチロール箱で梱包が丁寧です。

かの某オークション出品者に見せつけてやりたい(笑)

 

開封し入海。

【2018年12月】

少し青系というか紺色というか、とにかくこの色彩は見たことがないし維持するための攻略方法が全く思いつきませんでした。

経験上、何となく白系は控えめにバイオレット球とシアン球のMIXするスポット球が有効な印象を持ったので様子を探っていました。

 

じつはこの時、オマケとしてもうひとつ違う小さなショウガサンゴも同梱されていました。

【2018年12月】

ややグリーンがかった感じでした。

 

それぞれが2年経過しました。

【2020年12月】・ブルー

2020年1月の水槽入れ替え前に半分ほど海藻に覆われてしまい、そのため半分ほどカッする事態に(汗)

 

すでにブルーの片鱗も面影も全くなくなり(笑) ベースは褐色でポリプにグリーンがややあるかな程度に激変しました!

 

【2020年12月】・オマケ

オマケの方は大きくなりました。

とりあえずベースは明るいイエロー寄りでポリプはグリーン系ですね。

ヨゴレダルマハゼの棲家になっていて、隣のピンクショウガと行ったり来たりしていました。

 

この頃の2つの位置はこんな感じ。

【2020年12月】

とりあえずワタクシには”ブルー化”させるのは全然無理でした(笑)

 

ナオさん情報によるとブルラボさんと直接会話したときにこのショウガの件を聞き取りした所、メタハラ飼育だったそうなので我が水槽では尚更難しいと思われます。

 

それぞれ3年が経過しました。

【2021年12月】・オマケ

完全にもう疑うことなくグリーン化しました!

 

【2021年12月】・元ブルー

ウニが居る付近で、海藻にも絡まれてしまい衰退し小さくなっています。

辛うじて真上から少しだけ見えていますが、ショウガの大半が真上にあるグリーンのユビ系ミドリイシの傘になっています。コチラもオマケと似た色になってしまいました。

オマケの方が若干、有利な位置に居ますがヨゴレダルマハゼの棲家になっているため安易に移動したくなかったんです。

しかし海藻の猛威がここからさらに拡大してしまい、海藻除去と同時に置き場所を再検討し変えざるを得ない状況に陥りました。

 

【2022年12月】

※ブルーショウガ

もはや色も形も全く面影がありません。

情けない事にフラグにせざるを得ないほど輪をかけて衰退の極みで、もはや死にそう(汗)

 

【2022年12月】

※オマケのショウガ

画角(⇧)の中心です。スギノキミドリイシがジャマで正面から見えにくいです。

 

こちらは色は大きく変わっていませんが、前年比でやや成長しています。

過去画像とよく見比べるとグリーン感が高まりましたね!

 

スギノキミドリイシの分岐があちこちから増えているので、ショウガは影になりつつあります。わずかでも接触したら刺胞毒に負けて一気に駆逐してしまうかもしれません。

ミスズの水槽では今回のブルーショウガを例に、どのサンゴも全てがもれなく順調とはいっていないですが、このショウガもまだ諦めずにどうにか挽回させたいと思っています。