令和2年元旦から初ダイビングすべく妻と沖縄へ出かけてきました。
場所はココ! 今回は慶良間です。
今回は宿泊地&港は那覇で毎日船でポイントへ移動をする形です。
空港到着後すぐ港に直行し海へ出ました。
毎度お世話になっているダイビングショップ主催のツアーで総勢10名で計8ダイブを楽しんできました。
今回のダイビングでは海中画像を過去最大500枚以上も撮影しました。
それだけ見応えある水景でした。
しかしブログで貼れる画像枚数の限界があるため、かなり掻い摘んでご紹介します。
1日目は那覇からボートで30~40分くらいの神山島・ラビリンスというポイントでした。
5m以浅で欲しいサンゴがゴロゴロいますね(笑)
しかも普段楽しませてもらっている静岡県の伊豆とは海水の透視度が全然違いますし、何と言っても珊瑚礁ですからロケーションは最高です♪
今回は能動的に自分から生き物を探して見たいものを見つけるという感じで視野を広くもつように心がけました。
特に今回、個人的にターゲットにしているのはトゲサンゴ&そこに棲むコバンハゼが見たいです!
いろいろなサンゴがたくさん居て目移りしてしまいました。
普段ショップではハナガタとか正直個人的にはあまり目が向かないサンゴなんですが、海中で自分で探し見つけると、その色彩や形状など存在感に驚かされて生体の魅力を再確認といった感じでした。
他にダイバーさんには特に被覆系はただの岩にしか見えなくもないでしょうから無理もないですね。
気が付けば目の前にウミガメが居ました!
ダイバーが来てうるさいなってところでしょうか。
3m位のサイズ!でも他のダイバーさんは興味ナシです。
なんか赤いのが居ると少し離れた位置でも分かりますね。
次期水槽ではLPSも増やそうかな(笑)
それにしてもこんな場所に、そんな感じでいるのかぁと感心しますね。
つい見逃してスルーしそうになったトゲサンゴ発見!
中心はエダコモンでしょうか、凄い生存争いという陣地取り合戦していますね。
沖縄ではトゲサンゴは一度減ると他のサンゴより戻ってこないとよく聞きます。
実際にトゲサンゴは少なめの印象を持ちました。
潮通しのよい斜面はだいたいテーブル系が中心的な存在です。
この水景を水槽で再現するのはいくつかの条件が整わないと出来ませんよね。
コモンに限らず被覆しているものはダイバーからすると石ころだと思われがちなので、そこで膝をついて踏まれたり・・・とにかく完全スルーされがちです(笑)
かたやクマノミ類は種を問わずアイドル的存在かも。
じつは告白するとハナビラかセジロが気になっていて、最も飼いたい候補なんです!
水深-10mに居ました。この15か月以内で沖縄には4回来て30ダイブほどした計算になるのですが、ヘラジカハナヤサイとかショウガサンゴはこの水深域に普通に居ます。-15m位でもたまに見ますから。
あまり超浅場サンゴというワードに振り回されない方が良いです。
可愛らしいハナヤサイを見つけました。水深-9mです。-3mに居そうな色彩ですけどね。
前後にあるハマサンゴの一部がピンク色である正体、これ寄生虫でブダイに食べてもらうためです。
それによって自身の子孫を広域に拡大する方法で、我が水槽のハマサンゴにも居ました。
洞窟のような所を通過しました。かなり暗いわけですが、こんなところにアオギハゼが居ました。
かなり過敏に警戒されてしまいシャッターチャンスを逃しましたが肉眼で3匹見ました。
2018年7月に訪問した宮古島で見たときは大群でした。
1日目は2ダイブで終了しました。
翌日は那覇から1時間ちょいボートで移動し渡嘉敷島のアリガ―ケーブルというポイントに。
NTTの電話線=ケーブルが埋没されているらしいです。
2ダイブ目は座間味/留加比の鼻、3ダイブ目は渡嘉敷/野崎でした。
潜行し一気に水深10m付近の水底付近につくと砂地にもかかわらずサンゴが点在していました。
アカハチハゼ?アオハチハゼという似たのもいます。だいたいこの手はペアです。
下ばかり見て共生ハゼを探しますが、ダテハゼはかなりどこでもいる感じでクビアカハゼも見ました。
なかなか狙わないと撮影出来ないのですが、皆さんハゼに眼中なく移動するため真上から写真ばかりになりがちです。
-15m前後付近で移動しますが普通にSPSは居ます。
まさかここで出会うとは!
中央の穴からイバラカンザシとは違いヒゲらしきものがチラッと見えたので、じっと見つめてみました。
居ました! カンザシヤドカリ♪
浅い所でも居るんですが相手が小さいマクロの生き物は良いですよ。
これは別のハマサンゴですが、まさかのマメスナ!驚きました。
ダイビングでマメスナ見たのじつは初です(笑)
ウチにいるハマサンゴやコモンの隙間に同じような状態になっていますが、これはこれで摂理というかまぁ正解なんですね。水槽レイアウトに生かしたいと思いました。
メガネゴンべが乗っています。良いサイズですよね~
このショウガはウチのご神木並みサイズでした。水深-12mでした。3~5mじゃないんですよ(笑)
ショウガと同じ水深にいました。
水深-7mで見つけたトゲサンゴ! 左に見切れているのはリュウキュウキッカサンゴ?
やっぱりトゲはどこにでもいる感じがしません。
人の手を組んでるポーズに見える部位は以前ブログに記しましたがサンゴヤドリガニの棲家です。
Goofyさんから頂いたトゲに似た雰囲気を持ち合わせています。
その先にはキレイな円心状のテーブルのエンタク?クシハダ?
この形も歳月を感じますね。
NTTケーブルの埋設しているらしきところまで来ました。カクレクマノミがいます。
1mオーバーのセンジュイソギンチャクが巨大すぎてビビりました!
3匹いました。ブリードで約1万匹育てた経験でカクレはもう見たくないんです(笑)
テーブルの支柱部分が気になり良く見てきました。
白い所はありません。
コレは簡単に折れないように見えますが台風後にはちゃぶ台返しの如く転がる運命だったりします。
スギノキ系は群生を見ませんが、この程度ならちらほらあります。
つくづくハマクマのメスに比べてオスのデカさは不気味ですな(笑)
ノーマルのクマノミとは少し違う印象ですが、どうでしょう?
シライトの名前で売られているイソギンチャクに似てますがチクビイソギンでしょうか。
コバンハゼをどうしても見たくていくつもマクロで覗いて見たりしました。
彼らの警戒感の強さは特筆すべきです。
サンゴテッポウエビでも居るのかなと思いきや100%近い確率でサンゴカニが居ます。
個人的にはカラーバリエーションがあるので水槽で飼っても面白いと思っています。
やっぱりセジロは良いです♪これは本物のシライトでしょう。とにかく大きい。
フトトゲでしょうか?ショウガにも見えますね。水深は-12mです!
妻は別の浅い場所で激美ピンクのトゲサンゴを見つけたらしいですがワタクシは見てなくて残念・・・
ロープにですら何か居るかなと、つい見つめてしまいますよ。
ハタゴイソギンチャクかと思うほどのウミキノコでしょうか。ウネタケの仲間かな?
『!!』 まさかのハナサンゴ?と思い(*´Д`)ハァハァしました!
砂地に飛ばされてきて片方が埋まって死んでしまったナガレハナかと思いましたがどうでしょうか?
左にも元はブランチしていたのかも。触らずこのまま放置がPADI Diver鉄則です。
放射状に広がるこのトゲ欲しかったぁ~(笑)
それを諫めるかのような巨大ウミウシが横切りました。デカイ!
昼休憩後に再び海にエントリーしました。
水深-5mくらいのところにハマクマがちいさなイソギンチャクにいました。
その先に初めて目撃したのはハマサンゴに棲むカンザシらしき放精シーン!
分かりにくいですが上方へ線状で煙の様に立ち込めていました。
ピーク時は周辺の全てが同調し一斉に放精放卵するため、もっと激しく煙の如くモアっとするらしいです。ということはこれはもう終わったのか、または本番前のフライングなのかもしれません。
サンゴみたいに夜中でなく昼間に行うので、稀に見ることが出来るらしい。
エダ系が豊かなエリアには魚が目立ちます。やっぱり画になるシーンです。
いくつも同じようなコロニーが点在していました。
全く隙間が無いほど繁茂していますよね。
沖縄の珊瑚礁らしい水景でした。
部分的に死サンゴの塊になっているところも見逃せませんでした。
まるで山の稜線のようですね。
フカアナサンゴと思われる巨大な塊がありました。軽乗用車以上はあろうかというサイズです。
10mくらいの所でツツウミズタとハナヤサイのコラボ。
もはやエダコモンにも見えないくないショウガサンゴらしき群体。
下ばかり見ているミスズに対し皆さんは上を見上げていた理由はコレ。
ウミガメ好きなダイバー多いです。
5mのところまで戻ったところにキレイなヘラジカがありました。
こっちにハマクマのタマイタダキは豪邸サイズ(笑)
ここまで本当に読んだ人はエライ!(笑)
長くなり過ぎたのでダイビング3日目の記事は次回へ持ち越しますね。
かなり省略してますが(汗)
書いている本人も500枚以上もある撮影画像を整理しながらここまでまとめるのに3時間も費やし泣きそうになりましたから(笑)
今回コメントは閉じさせていただきます。
よろしければ次回続編でまとめてご意見ご感想を頂けたらと思いますので宜しくお願い致します。
【To be continued】