かなり以前から探していて出会えずにずっと我慢していたものをようやく入手しました。と言いつつも単なるタイミングの問題かもしれません。大げさに表現しているのはそれだけテンションが高いのかとお察しください(笑)
アワサンゴで懲りず(?)厳寒なこの時期なのに某オクで落札
これは出品時の掲載画像で"ハナヤサイサンゴ"と表記されていました。
ショウガかなと思いましたけど(汗
これを見ると特に珍しくないたまにショップで入荷して見るようなものだと思います。しかしワタクシ、琴線に触れました!
いつものように宅急便センターへ取りに行きました。
しっかりカイロも3個あり袋の内外に新聞紙で厳重梱包し丁寧で配慮を感じます。そして袋越しの自然光での色味を見てアタリだ♪と思いました。
入海したわずか数分後に撮影しました。フルグリーンでポリプが旺盛で健康体のようです。 ごく一部の先端にはピンク色がちらほら見えます。画像では濃く見えていますが肉眼ではギラギラしたグリーンなんですよ!
そして超浅場の代表とされる色素系とは無縁なほど溢れる蛍光感が大盛りです。ポリプの先端だけでなくしっかりポリプ全てが蛍光グリーンのよう。 F.P.dr365・380・400・420・450・475・に反応し500にはかなり弱めの反応。しかも420に旺盛に反応しドストライクみたい。
DSLミスズスペシャル球はようやくビンゴなターゲットを見つけたと思いました。
上の画像ではDSLを照射したものですが、DSLを消してデコライト温白色である2600Kの1球を照射すると下の画像になります。どちらもメーン灯具はKR93SP下で併用したケースです。
インドネシアから流通しよく見かけるオーソドックスなベースがイエローやベージュ-などの褐色系でポリプだけがグリーン系のメジャーなものがいると思いますが、入手した個体はベースの色素は極め少なく蛍光グリーンです。2600K・4000Kの温白色系ではピンク感が増しそうかもしれませんが、比較的至近からのDSLによりそれを凌ぐグリーンが前面に出てきます。まさにそこだけをターゲットとして探していた種類でした。
正直、求めていたのはそんな蛍光グリーンを持つ種ならショウガでもトゲでもOKでした。すでに我が水槽には先住のグリ―ン系ハナヤサイが残念な色で左隅におります。
前回記事にしたようにそのすぐ隣でパンダダルマハゼが念願のペア化の証、産卵をしたのですが、本来はこのハナヤサイを移動予定だったのです。しかし当分は移動などをしたくないため、このタイミングで望んでいた素質の持ち主の個体を安価で入手できてラッキーでした!
というわけで、DSLで色の維持を基本としながら育たせることができるかがこのハナヤサイのテーマなんです。サンゴ飼育には何かしらテーマを持った方が楽しいです。
月末にこの手が好きな棘花野菜生姜愛好会会長の雫來さんに肉眼で品評して頂こうと思います。 まぁ鼻で笑われてお終いでしょう(笑)