ですから未だに世界各国は、
核兵器を始めとする軍事力に基づいて外交を行っている、
ということです。
表向きは優しい顔をしながら、
タヌキとキツネが化かし合い、
まるでポーカーでもするかのような、
そうした情報戦争の時代が今も続いているのです。
つまり第二次世界大戦後の日本の平和を守ってきたのは、
実は憲法9条ではなく、自衛隊と日米安全保障条約と、そして在日米軍というわけです。
そうした中で、日本人にも善人もいれば悪人もいるように、
それは中国人も同じであります。
中国国民一人一人は、日本に生きる私たちと同じ人間であり、
そして中国という国は、大変歴史も古い偉大な国でありますが、
しかし一党独裁の中国政府には、やはり問題があると言わざるをえません。
なぜな中国政府は、「中華思想」と「マルクス思想」という二つの思想的な病にかかったままであるからです。