珍珠梅(チンシバイ)の傾斜型と国立能楽堂 | 霞こでまり の 花語り                                

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初夏らしいお花材を集めて

生徒さんとお稽古いたしました


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かたむけるかたち
モンステラ、向日葵、キノブラン


花器はコンポート型のプリンセスか

半円形花器かお好きな方を選んで

いただきました


大きなモンステラ3枚を収めるのが

難しかったようですが

一生懸命考えていけてくれました


いかがでしょうか?


中学2年生の作品



中学2年生の作品




准教授の方の作品


傾斜型

夏櫨、透かし百合、刈萱


透かし百合は2本にして


私のお稽古で使った刈萱をあしらいました




傾斜型

珍珠梅、桔梗、刈萱


珍珠梅のつぼみが多すぎるかも?ですが


生徒さんが切りたくないと


おっしゃるので、、


そのままです


水色の花器に珍珠梅も桔梗もよく出会って


涼しげな作品になりました



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さて先日


初めて国立能楽堂で 能と狂言 を鑑賞


しました


もっと早く行きたかったのですが


国立能楽堂の


チケットが意外に取れなかったのです



モチロン


発売日のオンタイムにネットで


チケット取りをするのですが


あっという間に売り切れてしまい


意外なほど取れないのでした


( 私のテク不足でしょうか?)



能・狂言がこんなに人気とは


私、知りませんでした



千駄ヶ谷の国立能楽堂





正面から




中に入ると中庭が見えて


そのお手入れの行き届いたお庭


緑の美しさ


さすが国立能楽堂だと思いました




お食事処 向日葵



売店 小林能装束さん


橋掛り


本舞台



座席の前には説明のための字幕があり


私のような初心者には有り難かったです




この日は初心者向けの演目で


しかも


はじめに山科彌右衛門氏の


たいへんわかりやすく親しみやすい


解説もあり


おかげさまで難しいかも?


と思った能・狂言を


存分に楽しめました



学校団体で鑑賞に来ている高校生も


たくさんいらっしゃって


会場は 🈵 満席でたいへん賑わって


いました





安達原(あだちがはら)は


山に住む賤女(しずのめ・鬼女)と山伏の


出会いと、裏切りと、対決を描いた


物語です



最後に本性を現した鬼女が


豪華絢爛な装束を着て山伏と対決し


舞い踊る場面は


迫力があり また美しく


私はすっかり魅了されました



様式美というのでしょうか


研ぎ澄まされた美しさって


心に響くものですね



さすが「現存する世界最古の舞台芸術」


です



またぜひ能・狂言を見に行きたいです



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今回の演目、私の席の料金は3千円でした


これだけ楽しめて3千円はとてもお安いと


思います 


更に学生さんは半額の1500円で


能楽関係の方々が若い人たちを


大切に迎えていらっしゃることが


わかりました



若い時、感性が豊かな時に


日本の伝統文化に触れるのは


とても良いことですね



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