7.気の宇宙エネルギー⑴
①「気」はすべて宇宙とつながっている
 斥力は、1990年、元東北大学助教授の早坂秀雄氏が発見提唱されたものです。彼は、真空中でコマ回しをしたときに回転速度が落ちることから、引力や重力に逆らう力があることに気づいたというのです。その後、世界中で競って研究が進められ、物理学の常識を塗り替える「反重力」の存在が大きな話題になっていきます。
 この反重力が斥力といわれるものです。重力に反する力があるというのは、まさに、ニュートンやアインシュタインが打ち立てた物理法則の基礎を、根底から揺るがす大提言です。いまのところ、正式に認められた力ではありませんが、正しいと思います。
 斥力は、無秩序化に対抗するエネルギーです。
たとえば、変異した悪性の細胞が体の中で増殖していくガンは、秩序が崩れていく一例といってもいいでしょう。同様に、生まれた命は必然的に死に向かって進み、造形物はいつか破壊へと至るのが当然の道と考えられました。このように「秩序あるものは時間の経過によって崩壊へ向かう」というのが物理法則の真理と考えられていたところへ、それに逆行する力もまた存在するということを提唱したのが「斥力」論といえます。
 現実には、世の中には、斥力的現象というか、物質を再秩序化し、劣化を防ぐという夢のようなことが可能な現象があるのです。
②この世の存在の本質は五次元世界にある
 世の中は、一次元から、上は高次元まであって構成されていると考えられています。SF小説などで、主人公が次元の渦に巻き込まれるといった話がありますが、これは、まったくありえない空想物語ともいえません。
 素粒子論の一つで、粒子を粒ではなく弦であるとする「超弦理論」で考えても、この世界には、「裏の世界」と「表の世界」、あるいは「実の世界」と「虚の世界」といったように、多くの次元や世界があり、それぞれがパラレル、つまり同時並行的に存在していることが分かります。
 ここでそれぞれの次元について説明しておくと、一次元は線の世界、二次元は面の世界、そして、私たちが住んでいる世界は、面と面に囲まれ、幅と奥行きと高さを持つ「三次元」という空間です。そして、その先に「四次元の世界」、「五次元の世界」…と続きます。
 後で述べる「あの世」のところでも説明しますが、私たち人間を含めて、この世の中のすべての存在の本質は、五次元世界とそれを取り巻く層にあるらしいことが分かってきました。
 すべての存在の本質がある世界ですから、五次元の世界には、良いエネルギーしかないようです。しかし、三次元や四次元には「悪い気」もありそうです。ただし、あくまでも私の仮説で、確認できたわけではありません。五次元より上の世界は、いわば「原因の世界」です。それに対し私たちが暮らす三次元の世界は「結果の世界」であり、三次元の「結果の世界」は、本質的には五次元以上の「原因の世界」が投影されたものといえそうです。