「クリード 過去の逆襲」を観に行きました。
「もうちょっとどうにかならなかったのかな」と思いました。
クリードはなんやかんやで少年時代の兄貴分と戦うことになるのですが、とっかかりが弱いなぁ。
クリードが「こりゃ戦って決着つけるしかない」と燃え上るような感じがしない。
これは脚本が良くないんでしょうね。
物語のおおまかな流れに無理やりはめこんだ感じ。
改めてスタローンって優秀な脚本家だったなと思います。
ロッキー・シリーズはすべてスタローンが脚本書いてます。
力任せなトンデモ展開炸裂ですが面白いんですよね。
超名作の第1作はもちろんですが、3、4、ファイナルなど色々なことが起こるけどうまくまとまってるんすよね。
最終的にロッキーの戦いに胸熱くなるようにできてる。
スタローン脚本家として優秀ですよ。
クリードの今作、色々あってスタローンすなわちロッキーは出てきません。
独り立ちしたクリードが自分自身の問題に立ち向かうからといえばそうかもしれない。
でもやっぱりロッキー出てほしかったなぁ。
1シーンでもいい。
クリードに一言声をかけるシーンがあったら印象が違ったかも。
ロッキーが出てこないからいけなかったとは言いませんが、個人的には出てほしかった。
昨日映画館で観終わって何だかモヤモヤ。
「Hearts On Fire」聴きながら家路につきました。