アカデミー賞、フェイブルマンズ、オットーという男 | ミスター・プロレス・アワー

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アカデミー賞、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」強し!

 

すごいな~。

 

まだ見てないんですわ。

 

今週末はきっと映画館いっぱいだろうなぁ。

 

 

 

 

作品賞のプレゼンターがハリソン・フォード。

 

「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」で共演したフォードとキー・ホイ・クァンが感動的な再会。

 

 

これはウルっとくる。

 

この写真最高ですね。

 

 

「トップガン・マーヴェリック」は最優秀音響賞を受賞。

 

「音」だけでもこの映画は語れます。

 

OPのタイトル出てきたときのアンセムの「ゴォォォン♪」でもうやられます。

ダークスターのエンジンスタートの凄まじい轟音も最高。

あと個人的にフレアの「バラバラバラ」という炸裂音がスリリングで好きです。

 

あー、また見たくなってきた!

ずっとImaxかDolby Cinemaで上映してほしい作品です。

 

 

 

先々週末「フェイブルマンズ」、先週末「オットーという男」を観に行きました。

 

 

スティーヴン・スピルバーグの自伝的作品。

 

映画の「魔力」について描いた作品だと思います。

 

映ってしまう、

 

見えてしまう、

 

映画は自分の意図しないものを生み出し、時には人を傷つけることさえある。

 

すごい深い。

 

終盤のスポーツエリートの同級生との言い合いはスピルバーグの映画哲学そのものな気がしました。

 

自身の半生をこういうなぞり方をしてまた作品にしてしまう、本当「魔力」に満ちた監督です。

 

 

 

 

 

「オットーという男」。

 

オリジナルのスウェーデン作品は見たことないんですが、「グラン・トリノ」を思い出したなぁ。

 疎ましく思ってたはずの移民系の隣人と心通わせていくとこが共通してますね。

ふるまわれた料理を「お、うまいじゃないか」と気に入り、心開いてくきっかけになるのとか「グラン・トリノ」のオマージュじゃないかと。

 

トム・ハンクスがやっぱりすごい。

コミカル、ブラックジョーク、シリアスすべてパーフェクト。さすがです。

 

「ああ、こういう終わり方で良かった」

と見終えたとき思いました。

すごく良かったなぁ。