1982年9月11日後楽園ホールで行われたミル・マスカラスのプレゼント抽選会。
マスカラスが試合で使用したマスクはじめ豪華な品々をプレゼント。
応募総数は186,000通!
きりがいい数字なのが若干気になりますが、リング上に広げられたハガキものすごい数です。
マスカラスのイラストが描かれたハガキ。
応募した人の熱意が伝わってきます。
マスカラスはこのシリーズ来日していませんので不在です。
代わりに当選ハガキを選ぶのは…
ジャンボ鶴田と大仁田厚。
膝をついて186,000通の山の中から当選ハガキを選ぶジャンボと大仁田。
次期エースのジャンボとジュニアのエース大仁田に選ばせるとかなかなか残酷です。
大仁田はハガキ手荒く扱ったりしてる。「俺関係ないから」という矜持が多少垣間見えます。
対してジャンボは淡々とハガキ選びをこなしていく。
前シリーズ7月30日の川崎でマスカラスと対戦。
両者エキサイトして引き分け。
後味の試合したばかりなんですけどね。
「それはそれ」と割り切れるジャンボ。大人すぎます。
マスカラスがファンが欲しくなるプレゼント多数提供、応募数もすごいからイベント的に公開で抽選会やっちゃおうとなったんでしょう。
でも、
レスラーに他のレスラーのプレゼントの当選選ばすのってある意味罰ゲームだと思うんすけどね。
余裕でこういうことやらせる緩さというか杜撰さ。
昭和の時代ならではですね。