YOUNG GUITARのインタビューに天龍源一郎登場。
入場テーマ「サンダーストーム」について語る。
「高中さんの名前落としちゃいけないと思って必死に頑張った」というのは良い話ですね。
「サンダーストーム」が初使用されたのは1982年2月4日東京体育館大会。
天龍がマスカラスのIWA世界ヘビー級に挑戦した試合です。
同じ日に馬場vsハンセンの伝説の初シングル対決が行われてます。
天龍の入場テーマを公募した結果、吹田市の田中さん推薦の「サンダーストーム」に決定したと実況で言ってます。
上記のインタビューで天龍は「公募で良いのがなかったから日テレのディレクターさんが決めたという話を聞いた」と証言。
何にしても、個別の入場テーマを与えられるのはトップクラスの選手のみの時代に、
ファン公募で入場テーマ曲を決める企画やってたのはいかに天龍が期待されてたかという証拠です。
当時全日本は経営状態悪くて色々改革してた時期なんですよね。
経営陣は日テレからの出向の人たちになり、佐藤昭雄がブッカーに就任。
佐藤昭雄が着手したのがジャンボのエース路線と天龍のプッシュ。
「ジャンボと天龍でメイン張れるようにならなきゃダメだ」
この判断は正しかったと思います。
そんな天龍がプッシュされはじめたのと時を同じくして「サンダーストーム」が使用されはじめました。
引退興行の高中正義のパフォーマンスが素晴らしかった。
私はこの日両国に行きました。
天龍の引退を見届けることがもちろん目的でしたが、チケット代の半分は高中正義のパフォーマンスに払ったと思っています。
「天龍が上がるリングで高中正義が生演奏するのを見る」
これが長年の夢でした。
引退試合で叶って感無量でした。
「ブルー・ラグーン」を挿入させてのバージョンがいい!
SWS時代に一時的に別の曲になったことがありますが、
1982年2月の東京体育館大会から2015年11月の引退試合まで30年以上、
「天龍といえばサンダー・ストーム」でしたもんね。
今でも流れたとき「〇〇のテーマ曲だ」とすぐにわかる代表的なプロレス入場テーマ曲の一つ。
音楽的にもプロレス的にも超名曲です!