「はじめて」のレコード店、スプリングスティーン、「Letter To You」、AC/DC | ミスター・プロレス・アワー

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今の住まいに越して数年経ちます。

 

引っ越した理由は通勤時間。

前の住まいから職場まで一時間半かかりました。

引っ越した結果今は自宅から職場までドア・トゥ・ドアで20分に短縮。

ずいぶん楽になりました。

 

実は今住んでいる町は1980年代の数年間、少年時代に住んでました。

一番遊び盛りのころです。

 

職場から近いし、

ほどよく(かなり?)田舎だけど個人的にはそんなに不便を感じないし、

少年時代住んでいた懐かしさもある、

引っ越して正解でした。

 

 

30数年ぶりにこの町の「住民」になったわけですが、時代の流れで大きく変わったところもあれば変わらないところもある。

 

嬉しかったのは私が初めてロックのレコードを買ったレコード店が健在であることです。

 

1980年代当時この町にはレコード店がいくつもありましたが今は数えるほど。

「はじめて」のレコード店は売り場の規模こそ縮小しましたが健在です。

「ここで小遣いやお年玉でレコード買ったよな~」と思い出しジーンとてしまいます。

 

 

 

と言いながら、

 

おじさんになった私はCD、レコード買うとき中古屋さん以外はネットが多くなっています。

 

ストリーミングはどうも性に合わず、まだ音源を所有することにこだわってますが、ネットで買うことが多いので「町のレコード(CD)屋さん」にあまり貢献できていないかもです。

 

 

尊敬するブルース・スプリングスティーンの新作「Letter To You」が先月リリースされました。

 

いつもなら欲しい新作はAmazonはじめネットショッピングでポチっと予約注文してしまうんですが、せっかくこの町の「住民」に復帰したのだからあの「はじめて」のレコード店で購入しようと考えました。

 

 

休日、その「はじめて」のレコード店に赴きスプリングスティーンの新作を探すも…

 

無い!

 

発売されて2、3日しか経っていない。

旧作はあるのになぜ???

 

店員さんを呼び止め、

 

「すいません。スプリングスティーンの新作はありますか?」

 

「あっー、すいません。すごい売れちゃって今品切れなんです」

 

まじかっ!?

 

スプリングスティーンの新作が発売数日で無くなることにファンとして嬉しく思いつつ、自分が購入できないもどかしさも感じ。

 

 

30数年前この「はじめて」のレコード店でスプリングスティーンの「Born In The U.S.A.」を購入しました。

アルバムは高くて買えないから7インチのシングル盤のほうです。

当時700円だったかな???

 

30数年を経た2020年、スプリングスティーンの新作を同じ店で購入して美しいストーリーが成立する、そんな私の目論見はもろくも崩れました(苦笑)

 

 

案内してくれたのは私よりぶ若い女性の店員さん。

もしスプリングスティーンの新作「Letter To You」を購入できたら、

 

「実はだいぶ昔ですがスプリングスティーンのレコードをこの店で買ったんですよ」

とちょっといい話をするくらいの気でいましたが、売り切れという絶対的な事態にオロオロ(苦笑)

 

店員さん、

「数日したら入ると思うので、入ったらお電話差し上げますよ」。

 

昔この店でレコード、CDを予約して電話もらって買い行ったことありました。

そんな懐かしい思い出がよぎりましたが、

「すぐに聴きたい。CDで欲しい。もし数日で入荷しても平日は仕事終わってからこのお店の営業時間内に来ることできないな」

と考え、店員さんのせっかくのご厚意を「また見にきますね~」と断ってしまいました(汗)

 

 

それが間違っていたようです。

 

自宅に帰ってから、

ネットで「Letter To You」を購入しようと検索したら、

「発送まで3~5日待ち」ばかり(汗)

 

発注したところ結局自宅に届いたのは翌週の週末でした(汗)

 

嗚呼、「はじめて」のレコード店さんでお願いしといたほうが賢明だったと深く後悔(反省)。

 

 


スプリングスティーンの新作「Letter To You」、

自分がアルバムを手に入れた経緯は置いといて…

 

最高です。

 

タイトルチューンの「Letter To You」、毎日聴いています。

 

すべての太陽の光と雨

すべての幸せと痛み

暗い夜のなかの星たちと朝の青空

すべてを君宛ての手紙に書いたよ

すべてを君宛ての手紙に書いたよ

 

 

コロナ流行以降出会った音楽で一番心に染みる曲です。

スプリングスティーンがまた大切な曲をプレゼントしてくれたと思いグッときました。

 

アルバム全編をとおしスプリングスティーンとEストリートバンドのマジックが発揮されてます。

 

先日のBS朝日のベストヒットUSAでもこの新作が取り上げられ小林克也さんが解説してました。

 

 

70歳を過ぎたスプリングスティーンは変わらず最高のロッカーで、

80歳になる小林克也さんが変わらずベストヒットヒットUSAのVJをやっている。

そして「はじめて」のレコード店も健在。

30数年間を経ても変わらないことに感動します。

 

「はじめて」のレコード店でスプリングスティーンの新作を購入するという「美しいストーリー」を目論んだものの消化不良に終わった私。

自分でイラっときます(笑)

 

そうそう、AC/DCが待望の新作を出すんですよ。

11月13日の「13日の金曜日」に。

 

こちらはスペシャルエディションのCDを予約済みでしたが、そのスペシャルエディション盤が入荷延期!

 

通常版は予定通り「11月13日」に発売するらしいです。

 

スプリングスティーンの「Letter To You」の禊じゃないけども、「はじめて」のレコード店でAC/DCの新作の通常盤を購入しようと思っております。

30数年前、AC/DCの「Highway To Hell」を買ったのもこの「はじめて」のレコード店でしたから!