メインイベントです。トライアルゲートのタイトルマッチです。王者組がZ-Bratsのシュンくん、KAI、ISHINで挑戦者組がナチュラルヴァイブスのビッグボス清水、ストロングマシーンJ、U-Tです。
まず登場したのがナチュラルヴァイブス。4日前の金網マッチで更生したストロングマシーンJ、機械が人間のように更生するのはおかしいとは思いますが、更生としかいいようがない。不貞腐れた機械ではなく、熱く真っ直ぐな機械になった。
みんなが待っていたブレイクダンスをキメます。久しぶりだね!
やっぱりナチュラルヴァイブスのダンスシーンにJのブレイクダンスは不可欠です。歓声を浴びた後に
回り始めます。大喝采が起こります。
やっぱり素晴らしいよ、ブレイクダンス
どうなっているの、これ?
そして清水を中心に踊りだします
いいなー、いつ見てもいい。
楽しく踊っています。機械も力士もラッパーも名古屋人も仲良く踊る。
ブーンっ!
決まった、完璧に決まった!
対戦相手が登場します。
シュンくんはマスクの上にマスクを被っています。暑そうだ。
いきなりJとシュンくんのにらみ合い。
試合前の記念撮影。珍しくZ-Bratsのメンバーが従います。正々堂々とタイトルマッチですかね。
ゴングが鳴る前もこの状態。
試合開始。最初はしっかりとしたレスリングです
試合前は睨みあっていましたが、思ったよりクリーンな戦い。
そう思っていたら正々堂々は3分ぐらいで飽きたのか
U-Tをセコンドも介入して攻撃します。
シュンくんがU-Tを小馬鹿にした態度を取ります。以前は同列だったのですけどね、望月道場のあたりは。いまはすっかり差がついてしまった。
U-Tは番付的には差がついたシュンくんに気後れしていない
シュンくんがU-Tを痛めつけます。
がっちりと極まっているようにみえます
なんとかエスケープします。ノンタイトルマッチならこれで極まっていてもおかしくないぐらいでした。
清水が得意のムーブを出します
二人まとめて持ち挙げます
さすがにこの二人は重いはず。200㎏はありそうですね。
二人まとめてサモアンドロップ!
気合が入っていたJ。やる気満々の機械です。
強烈なラリアットが炸裂!
ショルダータックルで吹っ飛ばします。
清水とJが合体攻撃をしようとした時です。KAIが邪魔をして
プロレスの華、同士討ち!
ここで以前なら仲間割れでしたが、いまのナチュラルヴァイブスは違います。たとえ同士討ちがあっても問題なし。お互いをリスペクトしています。
ISHINがボックスを持っています
U-Tの顔面にフルスイング!恐ろしいよ。普通は躊躇しますよ、顔面ですよ。何も躊躇せずフルスイングした。控えめに言っても狂ってます。
シュンくんがU-Tにとどめを刺そうとしています。
ああーっ!
完璧にヒットしました!
これで終わりかと思ったらU-Tがカウント2で返します。
ISHINがU-Tを持ち挙げます
危険な角度でマットに叩きつけます。
これで終わりか・・・
ストロングマシーンJがカットしてカウント3を阻止。
試合が目まぐるしく動きます。クライマックスが近づいています。
ストロングマシーンJのラリアットが炸裂。
KAIの延髄切り
清水がロックボトム
思いっきり叩きつけています。痛そうだ。
ISHINが清水をジャーマンスープレックスでぶん投げます。この体型でキレイなジャーマンは凄い。
U-Tが光の環を出します。
引退したクネスの技でしたね。
各自が得意技を出すなかシュンくんがU-Tを捕獲
ロックボトムのような体制から
グルグル回って叩きつけます。
そして
その場飛びムーンサルト、膝から落下だ!
突き刺さった!これは極まった!
なんとカウント2で返すU-T。
絶対にこれで極まると思った後楽園ホール、爆発します。
シュンくんがU-Tをとどめを刺そうとします。
U-T、なんとか逃げてー
ああーっ!もう逃げられない
思いっきり叩きつけます
なんとこれも返すU-T。めっちゃ粘る。
KAIがメテオインパンクとを狙います
頭から落とした!
なんとこれも自力でカウント2で返すU-T
異常なU-Tの粘りに後楽園ホールが沸きに沸きます。この展開は予想できなかった。いつもならもう試合は終わっています。U-Tの執念でしょうね。
KAIが実に嬉しそうな顔をして
もう一発メテオインパクトを狙います
U-T、なんとか回避して・・・
もう逃げられない!
シュンくんがU-Tの頭部を思いっきり蹴っ飛ばした後に
メテオインパクト!
ただこれをU-Tが返すんです!大爆発する後楽園ホール。
何故ここまでの猛攻をU-Tが返す事が出来たのか?やはりタイトルマッチ、そして仲間の存在でしょう。
愛知県体育館大会でJとの同門対決を制して、そこでナチュラルヴァイブスの結束を呼び掛けたU-T。結束を高める象徴、トライアルゲートのベルトがどうしてもナチュラルヴァイブスには必要なんです。
絶対に一般人では耐えられない痛み、ダメージを負いながら必死に耐えるU-T。
仲間のために耐えているんですよね。自分ひとりの実力では勝てないけど、仲間がやりかえしてくれる。
それがみんなわかっているから、後楽園ホールは異常な熱気になります。
仲間が反撃に出ます。
清水のラリアット!
Jのラリアットでシュンくんが場外に吹っ飛んだ!
そしてJのお父さんが得意だった技、パワースラム
パワースラムが完璧にヒットします。
JがKAIを起こします。今年の1月、同郷、横浜出身のKAIにベルト戴冠を邪魔されて、そこから人間関係がこじれたナチュラルヴァイブス。まあ、Jが問題児、児は子供か、問題機械になってしまった。
ただそれはもう過去のこと。金網マッチで清算されています。
KAIを倒して仲間と絆の象徴、トライアルゲートのベルトを手に入れる時です。
ファンに伝家の宝刀を抜くのを予告します。
J、ここしかない。やるんだ!
魔人風車固め!完璧にヒットした!
1.2.3!
ナチュラルヴァイブスが勝った!
異常にエキサイトするストロングマシーンJ。
Kzyも飛び込んできました。
そしてここから会場で自発的なU-Tコールが沸き起こります。U-Tが耐えに耐えたからこその大勝利。そして次はJコールが起こります。
U-T!U-T!
J!J!
こんな大コールを聞きたかったんですよね、ドラゴンゲートのファンは。
今回のトライアルゲートのタイトルマッチ、今年のベストバウトといっていいでしょう。
この後は試合後のマイクパフォーマンスです。
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