ドラゴンゲート観戦記 試合後の髪切りの儀式&マイクパフォーマンス | 趣味こそすべて

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ジェイソンが最後の旗を奪い、物凄い空気になる愛知県体育館大会。

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恐ろしいぐらいのバッドエンドです。

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豹は倒れて動けないまま。本来ならここで豹のカラダを心配しないといけないのですが、そのまま髪を切られるわけです。

 

肉体的に限界を超えた状態で髪を坊主にされるのってプロレスラーぐらいです。人類史上、最も過酷な散髪をされています。

 

すぐに髪切りの儀式になるかと思ったら異変が。

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ジェイソンは高所恐怖症だと思う。降りるのが怖そうでした。ゆっくりビビりながら金網を降ります。ここで素の自分になるとは・・・。

 

ジェイソン、高所恐怖症じゃね?って思わせるのがマズいと思ったのかすぐにシュンくんがマイクを持ちます。

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シュンくん『ははははは!ざまあねえなあ!弱いなお前、どんな気持ちだ?金網に負け残って、これからお前は髪を失うんだ、そしてプライドも失う。まあ、顔を上げなよ』

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シュンくん『弱い者が負けて、強い者が勝つ。当たり前にそれが金網で起こっただけだよ』

 

シュンくん劇場の開幕です。

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シュンくん『何も問題ない。世の中の秩序通りの事が行われただけだ』

 

金網マッチ、秩序とは程遠い世界ではあるんですが、まあ、いつものシュンくん節ではあります。

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ルイス・マンテが金網の外にいます。何故、豹の救出に来なかったんだ?来るのが遅いよ。

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シュンくん『さあ、髪を切ろうか。これがルールだろ?オレはルールに従ってコイツの髪を切る!ははは、サイコーっ!』

 

・・・狂っている。

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バリカンで豹の髪が切られます。物凄くいいバリカンでしょうか、サクッと髪が刈られる。切れ味が凄い。

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バリカンってこんなに髪が刈れるの?

 

ジェイソンも髪を刈ります。

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豹は無抵抗に受け入れている。覚悟が出来ていたのか・・・。

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JFKが苦しそうに髪切りの儀式をみています。

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シュンくん『強い者が正義を執行する。これ以上のハッピーエンドはないだろ?そして命拾いしたな、Kzy。良かったな、敗者が豹で。お前は助かった。そしてルールに従って豹の髪を刈らないといけない。オレは間違った事を言っていないはずだ。刈れ。』

 

シュンくんが三度のメシより好きなKzy批判、ここでも炸裂ですね。

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Kzyが豹の髪を刈ります。

 

豹がJFKを守るために金網に入ってくれた。そしてそのおかげで戦況が有利になり、Kzyは金網から脱出できた。思う事はあるはず

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黙って髪を刈るKzy、黙って受け入れる豹。

 

シュンくん『もう一人、刈らないといけないのはわかるよな。ジャッキー・ファンキー・亀井!ルールに従って豹の髪を全部刈るんだ!それがお前の責任だ。上がってこい、ルールだろ?違うか?これがルールだろ?』

 

異常なまでにルールを押し付けてくるシュンくん。権力者側にしたらいけない人ですね。

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泣きながらリングに上がるJFK

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泣いているJFKをシュンくんが罵倒します。

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豹が髪を切るようにJFKに促します。

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泣きながら豹の髪を刈るJFK

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ずっと手をつないでいます。

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シュンくんがJFKからバリカンを奪い取ります。

 

シュンくん『オレがやってやる。キレイにしてやるよ』

 

最後はJFKに刈れって言っておきながらこの行動、控えめに言っても狂っている。

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シュンくん『ははははは!いいねえ!いいねえ!闘いにおいて強いものが勝つんだよ!それがこの世界の道理ってやつだ!なんとか負けずに済んだKzy、喜べよ!』

 

絶好調だな、シュンくん。先月の後楽園ホール大会で金網に入りたくない、オレは無関係って言ってましたが、イキイキしている。

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高笑いしながらリングを去るシュンくん。会場は凍り付いているのにこれに拍手がちょっとあったのはビックリした。そしてこの髪切りの儀式を観終わって帰る人が少しだけどいたのに驚いた。どんだけバッドエンドが好きなんだ?さすが名古屋としかいいようがない。

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会場は凍り付いてます。誰もしゃべらない。

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Kzyも黙ったまま。

 

豹がマイクを持ちます。

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豹『こんな結果になってごめんなさい。でもこの金網の結果、オレが坊主になった事、何一つ、後悔はないよ』

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豹『オレにとって大事なもの、それはオレの髪じゃない。亀ちゃんだよ。』

 

・・・。

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豹『亀ちゃんを守る事が出来ました。オレの髪なんてくれてやるよ。亀ちゃんが無事に脱出できた。それでオレはオレの責務を果たせた』

 

この状態でこれを言うとは・・・。

 

先月の後楽園ホール大会で豹がJFKの愛のため、金網に入るといった時、多くの人は笑いました。ボクも笑った。

 

でも本気だったんですね・・・。

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豹『亀ちゃん、最後までオレを守ろうとしてくれてありがとう』

 

豹が泣きだします。

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豹『亀ちゃん、いままで一方的に愛を伝えてごめんね。でも少しはオレのキモチを受け取ってくれたかな?』

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豹『亀ちゃん、この金網の結果でオレはキモチの整理がついたよ。亀ちゃん、亀ちゃんはこれからも素晴らしいレスラーです。これからは対角線でこのドラゴンゲートを盛り上げていこうぜ』

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豹『亀ちゃん、本当にありがとう』

 

そういってリングを去る豹。

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ルイス・マンテが手助けします。

 

Kzyがマイクを持ちます。

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Kzy『オレはナチュラルヴァイブスのメンバーを守る事が出来ました。そしてJ、俺を助けてくれたってことはまた一緒に走ってくれるってことだよな』

 

Jともう一度抱き合うKzy。

 

Kzy『それから豹、ちょっと待ってくれ』

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退場する豹を呼び止めます。

 

Kzy『豹、お前、どんだけカッコいいことをして帰るんだよ?お前はウチの亀井を守ってくれた。ありがとう。物静かだった亀井がこれだけ感情を爆発させてリングの上で表現できるようになった。これからリングの対角線に立つのは亀井、俺達だ!』

 

えっ!?

 

Kzy『オレもいっぱしのリーダーだ。お前の考えている事、気持ちは汲んでいる。お前はビッグハグに行け!』

 

まさかの展開です。

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Kzy『いままでナチュラルヴァイブスで一緒で嬉しかったよ。次は対角線でお前の進化をみてやるからな』

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Kzy『豹、ルイス、亀井をよろしく頼むわ!亀井、行ってこい!』

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KzyとJFKが抱き合います。

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ルイス・マンテは状況がつかめないのでしょうか、表情が固まっている、豹は笑っていますね。

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ナチュラルヴァイブスのメンバーと挨拶をして

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礼をしてリングを去るJFK

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泣きながらビッグハグのもとに向かいます

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JFKと豹がビッグハグします。

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こんなシーンが待っているとは思わなかった

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ずっと泣いているJFK

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ビッグハグに加入したJFK。

 

ここでU-Tがマイクを持ちます。

 

U-T『ハグしたってことはもうお前はビッグハグの亀井だよ。でも亀井、お前はやり残した事がある。今日はJが戻ってきてくれて、最後に5人全員でダンスをしようぜ』

 

ラストダンスが始まるようです。リングの上を踊るためにキレイにしている時です。

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豹の刈られた髪をみてKzyが頭を下げます。

 

豹は自身の髪を犠牲にしてJFKとKzyを守った。プロレスラーとして大事な髪、そしてプライドを奪われながらも自分達を守ってくれた。

 

その犠牲となった髪に深々と頭を下げるKzy、感動的なシーンでした。

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場内が明るくなりナチュラルヴァイブスのテーマ曲がヒットします

 

人間関係で揉めていてこの日はダンスの入場シーンがなかったナチュラルヴァイブス

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最後は明るく締める。

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明るく楽しいダンスシーンなのですが、涙がこぼれ落ちます。

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泣きながら撮影していた。

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何故か分からないけど涙がこぼれるんです。

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こんな結末を予想していなかった

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ブーンっ!

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ビッグハグの二人は楽しそうにダンスをみていた

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最後のお別れ

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手を挙げます

 

そしてもう一度ビッグハグのもとに向かうJFK

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ハグをしたあと

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この表情。

 

感情が物凄く揺さぶられながら大会が終了しました。

 

今回の金網マッチ、CIMAが坊主になった時以来の感動でしたね。あの時もCIMAがボロボロになりながらフラミータのマスクを守った。

 

デスマッチでまさかの感動を用意するドラゴンゲート、とんでもないよ。

 

そしてこれは道徳の授業でもあります。久しぶりに道徳の授業でしたね、マスカレード時代、シュンくんが自分のマスクを守るために仲間のドラゴン・ダイヤを敵に差し出した時以来かな、道徳の要素がある大会。

 

仲間の尊さ、これをドラゴンゲートは伝えたかったんでしょうね。新しく仲間になる、仲間を送り出す、こんな痛みと髪を刈られないといけないっていうのが恐ろしいことではありますが、仲間というのはそれだけ尊いものだというのを実感しました。

 

まさか金網マッチで仲間の尊さを学ぶとは。

 

感動的な金網マッチでした。

 

 

PS 今回も長文のドラゴンゲート観戦記を読んでいただきありがとうございました。

 

 

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