第2試合はシングルマッチです。ススム対吉岡。どう考えても、どれだけ酒を飲みまくって理性失っていても、勝つのはススムと予想されます。『勝つのは吉岡、間違いない』って真剣に言っていたら病院を紹介されるはずです。吉岡の両親ですら『勝つのはススムさん』って思っているはず。
勝敗の行方を度外視した試合です。
ススム登場。
吉岡。入場時に大声を出しています。気合いは入っています。
ススム登場。久しぶりにやります。八木さんをコーナーに追い込んで
八木さんが本気で嫌がっているのですが・・・
八木さんにピースサインをさせた後に
うーん、まあ、ススムと友達になるわけじゃないんでいいんだけど、あまり良いシーンではない。いや、なんでこんな事をやるの?金沢のファンが引いています。
自らの性格の悪さを全面にアピールするススム、いまに始まった事じゃないけど。
金沢のお客さんの冷たい視線なんて気にしないススム。
試合開始。
まず思ったのは『ススム、シャツを脱がないの?』
圧倒的な実力差、勝ち負けは度外視した試合ではありますが、シャツぐらいは脱がないと。
吉岡もやりにくそうです。真っ向からぶっ潰しにきてくれたら必死なところを見せれるのですが、必死に頑張れば良いだけの試合でない。プロレスラーにはいろんなタイプがいる。
終始、余裕のあるススム。吉岡の良いところがまったく出ない。
ただ『ススムさん、吉岡の見せ場を出してあげてよ』とは思わない。
そんな世界じゃないんですよね。
吉岡は勝てないのはわかっているはずです。なにかファンに魅せないとね。『おっ、やるやん』って思わせる何かを。これはプロレスだけの話ではありません。会社でも一緒だよね。若手と言われる人、完全に出来上がった世界でこれから頑張る人は、ベテランの人に『おっ、やるやん』ってアピールする必要があります。
吉岡にやる気があるのは認めます。ただ『やる気』なんて最低条件だから。何か魅せるものを、まあ、一言でいえばセンスだよね。
『おっ、センスあるやん』これが必要なんです。
この試合、吉岡は必死にやっていたのですが、『おっ、プロレスセンスあるやん』と思わせる瞬間はなかった。
最後はラリアットを喰らって3カウントを奪われました。
まだまだ勉強期間ですね。
ただススムは吉岡のやる気だけは評価したようです。
そして
試合後にTシャツを脱ぐススム。何で?何で試合の後?
まあ、試合が終わってからプロレスラーの肉体をアピールするのもありですよね。ススムさんの特異なキャラが発揮された試合でした。
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