ドラゴンゲート観戦記 1 ガンマ&山村&石田 VS フジイ&ワタナベヒョウ&吉岡有紀 | 趣味こそすべて

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9月5日、ドラゴンゲートを観戦しに後楽園ホールに行ってきました。

 

ではいつものように第一試合から振り返ります。

 

第一試合はオーバージェネレーションのガンマちゃん、山村、石田 VS フジイ部屋のフジイさん、ワタナベヒョウ、吉岡有紀。

 

どう考えも勝つのはオーバージェネレーションだと思われます。

 

試合前に恒例のゴングキッズ選出がありました。MCはEita。

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勢いはあるんですが、どこかたどたどしいマイク。喋る内容なんて毎回一緒だと思うのですが、何故かうまくいきません。人前に出て話をするとき緊張して頭の中が真っ白になっちゃうのかな?

 

まあ、試合後のマイクパフォーマンス合戦のときにCIMAが言っていましたが『Eitaのマイクは発展途上』とのことです。ただ永久に途上で発展しない気もするんですけどね。

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レスリングセンスは素晴らしいんですけど、マイクは苦手のEita。

 

今回のMCはEitaひとりでやりきりました。

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CIMAは座ってみているだけ。

 

今回の後楽園ホール大会、13日後のビッグマッチ、大田区体育館大会の前にあるちょっと立ち位置が微妙な大会なんです。5ユニットサバイバルレースの対象試合はたくさんあるのですが、この日が最終戦ではないので、本日結果が出るわけではない。またドラマは大田区体育館大会で各ドラマ(因縁)の決着がつくため、この後楽園ホール大会はいつものように来月の後楽園ホール大会に続く感じでもない。

 

そのためドラゴンゲート首脳部が用意した『実験的なマッチメイク』がそれなりにありました。

 

若手を試すという意味で今回のMCはEitaに全部やらせたような気がします。場数を踏まないとね。

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第一試合に出場するのはこの3名。Eitaのマイクが微妙なんですが、Eitaはメインイベントに出場します。『Eita、もうちょっと頼むぜ、場を盛り上げてくれよ』って感じの表情をガンマちゃんがしていたのが印象的でした。

 

対戦相手、フジイ部屋が登場。

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セコンドに高嶋がいますが、怪我をしていますね。なぜ片手しか使えないのに登場したの?

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ワタナベヒョウが先発。身長は低いですがハートがいいレスラーです。

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ガンマちゃんに思いっきりドロップキックを決めます。

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次に登場したのが吉岡。

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山村を飛び越えます。

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アームドラッグで投げ飛ばします。

 

ここまででした、この試合。この後は意外な展開に。吉岡が宙返りをした際の着地で膝を痛めます。物凄く分かりやすく『グキっ』って感じで膝を痛めるんです。

 

『この試合、膝がテーマか』

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痛そうな吉岡。

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山村はやりにくそうでしたけど、相手の痛めているところを攻めるのは勝負の鉄則のため吉岡の膝を攻めます。

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ガンマちゃんも吉岡の膝を攻めます。吉岡の悲鳴が響き渡ります。

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石田も吉岡の膝を蹴っ飛ばします。

 

相手の弱点を攻める、勝負の世界では当然の事だと思うのですが、会場がまったく沸きません。なぜなら吉岡が弱いからです。痛めた膝を攻める必要はないんですよね、フツーに試合をしたら勝てる相手なんで。

 

執拗な膝攻めに物凄く違和感を感じる観客。試合は続きます。

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試合はどう考えても吉岡がやられるっていうのがわかってますからね、ワタナベヒョウはタランチュラを出したアピール。

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ガンマちゃんと向き合う吉岡。この後にすぐに膝を攻め込まれてダウンします。

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山村が吉岡を攻め込みます。ただ痛がる吉岡を相手にする山村の表情がおかしい。

 

『こんな試合をしたくない』そういう表情です。山村のやりたいプロレスじゃないんでしょうね、この試合。

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どこか迷いながら攻撃する山村。

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ドラゴンスクリューも出しました。

 

その後にちょっと迷ってからサブミッション。

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吉岡ギブアップ。試合終了。

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とても勝者には見えない姿です。

 

『オレはこんな事をするためにここに来たんじゃねえ!』とは20年以上前の鈴木みのるの名言ですが、まさにそう。こんなプロレスを未来がある若手にさせてはいけません。

 

試合が終わっても仕事があります。

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先月の後楽園ホールで吉岡と高嶋のリングネームを作ると宣言したフジイさん。スッカリ忘れていたよ。新リングネームの発表です。

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吉岡の新しいリングネームは

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吉岡吉男。

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どこか空気がおかしい。

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そして高嶋の新しいリングネームは

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高嶋高男。うーん、思ったよりも笑いが起きない。

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困惑する高嶋。それより腕はどうした?

 

ここで吉岡がマイクを持ちます。

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吉岡『親方!以前から痛めていた膝ですが、この試合でやってしまいました。しばらく休みます』

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ってことで・・・

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吉岡吉男はなかったことにできませんか?

 

高嶋もマイクを持ちます。

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高嶋『先月、肩を脱臼して全治半年です。休ませて下さい。高嶋高男はなかったことに・・・』

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フジイさん『怪我はしょうがない。高嶋と吉岡が休場するんで、フジイ部屋はワタナベヒョウとシュン・スカイウォーカーの二人でやって行く』

 

そうするとここからワタナベヒョウが意外な行動に出ます。

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フジイさんと同じロングタイツにするという発言に真っ向反対。

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シュンスカイウォーカーもフジイさんと同じロングタイツにするのを嫌がります。

 

そして

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ワタナベヒョウ『親方、サヨナラ!』

 

ワタナベヒョウ、シュンスカイウォーカー、まさかのフジイ部屋脱退。先月の後楽園ホール大会で結成を呼びかけて翌月には脱退って・・・。

 

取り残されたフジイさんがマイクを持ちます。

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フジイさん『プロレス界特有のなかった事にしてください』

 

・・・これって誰が悪いわけでもないんですよね。なかった事にして下さいってことについてゴチャゴチャ書くのは野暮なのはわかってますけど・・・ようは高嶋、吉岡が負傷してしまったわけですよね?

 

この二人をなんとか戦力(商品)にするためのフジイ部屋だったはずです。肝心の二人が欠場してしまうわけです。怪我はどうしようもないからね。吉岡も言わなくていいのに『以前から痛めていた膝』とか言っちゃうし。

 

ワタナベヒョウとシュンスカイウォーカーの弟子2名体制でやるぐらいなら恥を忍んで『なかった事にしてください』・・・

 

第一試合、ドラゴンゲートをそれなりに見ている人なら誰もが『この試合はおかしい』って思ったはずですけど、そんな事情があったんですね。

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実際は泣いていないと思うけど、フジイさんの心情を察すると泣けてくる。高嶋、吉岡はもっとツライと思うけど。ワタナベヒョウもシュンスカイウォーカーも『生意気な若者だ』って思われたかもしれないけど、実際はツラかったはず。

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ってことでフジイ部屋、なかった事にして下さい。

 

プロレス界、ドラゴンゲートだけじゃないよね、失敗したらなかった事にするって。今月は大田区体育館大会があるのであと半月でフジイ部屋なかった事になります。すぐ忘れてしまいますよ。2000円札みたいに後世まで恥をかくものじゃありませんからね。

 

じゃ、フジイ部屋、なかったって事で。

 

 

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