函館競馬場にタクシーで向かいます。今年は函館だけでなく北海道中が真夏日となっています。この日は28°でした。日向は暑かった。
どう考えても競馬場で一番暑そうなのはターフィーでした。普段は薄着なのに何故この暑さでこんなファッション。JRAの悪の首脳部、鬼やろ。
暑さに負けず頑張っているターフィーに握手してもらいました。
名刺を頂きました。ターフィー、名刺を持っているのか。ミッシーの名刺は手元になく渡せませんでした。痛恨の極みです。
初日、土曜日の競馬は4レースから始めました。3歳未勝利戦でどれを買ったらいいのかわかんないので血統でチョイス。ダート1700mでしたけど、タニノギムレット産駒、母父がキングカメハメハという素敵な血統。ダンエクセルという馬名でした。Excelが好きなボクですし、まあこれの複勝で。遊びで買いました。
まさかのダンエクセル1着。単勝で良かった。せっかくなので撮影します。
ジョッキーは中井裕二。正直、名前ぐらいしか知らなかった。
厩務員さんと握手します。
非常に嬉しそうです。
馬主さん（？）とも握手。
記念撮影。
函館競馬場はジョッキーとファンとの距離が近いです。
ファンサービスしに来る中井。非常に真摯な態度なんですよね。
ファンと握手します。サインも嫌がったりせず書きます。
パドック周辺には競馬関係者が多い。知り合いのおばちゃんと仲良く話をしたりしていました。
ネットで調べてみたら24歳ということでしたけど、しっかりしていて
素直な感じなのが好感が持てます。この前日まででまだ6勝とのこと。なかなか勝てないですけど、捻くれることなく頑張っている好青年と思いました。
次のレースは新馬戦。
大好きな新馬戦、毎年函館競馬旅行で勝った馬を追いかけていますが、今年は翌日のレースに勝った馬にしようと思っていました。ゴールドシップの全弟がデビューするんです。
この日の新馬戦はとりあえず見る新馬戦。
世界のルメールがいました。
函館の小さく見やすいパドックで世界のルメールが撮影できるのは凄い事です。柏レイソルの本拠地、日立台サッカー場にメッシが来るようなものです。超至近距離でルメールが見れます。
フツーに考えたらルメールが乗る馬が勝つんだろうなーって思っていた。
ただ勝ったのは購入価格108万円の超安い馬、サンダベンポートという馬でした。ストロングリターン産駒、母父がゴールドアリュール。
ジョッキーはなんと中井裕二！
半年間で6勝しかしていないジョッキーの7勝目と8勝目をまさか見れるとは！勝率0,05％のジョッキーですよ！
いやー、中井、たいしたもんだ。
サンダベンポート。厩務員さんも嬉しそう。
笑顔で記念撮影に向かう中井。
関係者さんとガッチリ握手。
記念撮影です。
この後、ファンのそばに自ら駆け寄ります。そして言いました『全員にサインをします！』
色紙を持っている人に全員サインをしていました。そしてサインの横に『V2』って書いてましたね。嬉しかったんでしょうね。
ファンサービスをまったく嫌がる事がない中井。『こっちみてー！』という声援に笑顔で振り向きます。
正直、名前は書かないけど、1着になり記念撮影を済ませた後にすぐに室内に戻るジョッキーもいます。この2日間でみたジョッキーのほとんどがそうでした。池添とか池添とか。
（名前を書いているじゃないですか）
いや、ファンサービスを全員がやらないといけないとは思わないし、色々あるとは思うのですが、中井は一切の迷いなくファンサービスをやりきっていました。
なかなか言えないよ『全員のサインを書きます』って。
ファンあっての競馬というのをわかっているんでしょうね。
馬主、競馬サークル、マスコミ、関係者・・・そちらの方がいつも顔を合わせるから重要だと思います。まずはそっちにいい顔をしないと。それは分かります。
ボクは年に一回競馬旅行に行くときだけに函館競馬場に来るようなファンです。でもボクが色紙を持っていてサインをお願いしたら喜んで中井は喜んでサインを書いてくれたはずです。V2と一緒に書いてね。
なかなか勝てない日々だとは思いますが、中井ジョッキーの人間性の素晴らしさはパドックにいた人なら全員が分かっています。こういう人にチャンスが巡ってこないとおかしい。絶対に誰かは中井の姿勢をみているよ。
大きなチャンスがあるといいですね！
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