第2試合は6人タッグマッチ。
先月の後楽園ホール大会で『もっと試合がしたい!』と直訴した若手の吉岡と高嶋がKzyと組んでジミーズのカゲトラ、神田、クネスと対決します。
Kzy。いつものように歌舞伎っぽい見栄を切ります。いよーっ!
ジミー・カゲトラ。ブレイブゲートのベルトを奪取したんですね。全然知らなかった。おめでとうございます。
試合は若手&kzyが奇襲を仕掛けます。
フツーに闘って勝てるわけがないですからね、ナイス奇襲。
試合開始早々にKzyが決めます。
あまりにも出すのが早過ぎじゃない?って瞬間的に思ったのですが、
どう考えもこの後は攻め込まれる一方で、魅せ場がほとんどないでしょうからね。最初に派手な空中殺法を出したって事だと思われます。
吉岡がカゲトラを攻め込みます。ストンピングを叩き込みます。
カゲトラは人格者だな。どう考えても勝てる相手にこの表情。
逆水平チョップを叩き込みます。
チョップの打ち合いになります。
打ち合いになるとどうしても体格的に勝るジミーズが優勢になります。ボクシングでもそうですけど、体重が3kg違うだけでまったく別世界になる打撃の世界。みなさんもよくご存知ですよね。
カラダが出来上がっていない若手とベテランの打撃の打ち合いって必死にやっているのはわかりますが、ちょっと個人的には引いちゃうんですよね。
クネスと打ち合う高嶋。
まだ対格に差がそこまでないクネスならいいけど・・・
神田相手に打ち合うのはねえ。
どう考えも打ち合いでは勝てないって思われるのに打ち合う。いままで散々見て来ています。『最先端のプロレス』をやっていると自負しているなら、ちょっと違う攻撃をして欲しかった。寝技で勝負するとかね。
簡単にやられる高嶋。『がんばれ!』とは思うけど、同時に『頭を使え!』とも思った。
この試合、試合最初だけkzyは目立ちましたが、その後はほとんど静観していたKzy。
どう考えても負けるのは若手ですからね。無駄な攻撃はしないって思ったのでしょうか?
試合終盤、二人相手にボコボコにされる吉岡。
サブミッションも出します。本当はこれを吉岡がやらないといけないんですよね。
どこか盛り上がらない場内。必死にやるしかない吉岡&高嶋。玉砕攻撃に入ります。
試合終盤になっても打撃を叩き込む吉岡。
この攻撃に意味はないよ、吉岡には申し訳ないけど。
気合いだけじゃファンには伝わらないっていうのを知って欲しかった。本当に勝ちたかったら、存在感を出したかったら打撃の打ち合いにはならないはずです。
『試合に出たい』と『試合で勝ちたい』はまったく別ですよ。ボクらはキャリア1年未満の若手レスラーが20年のキャリアがある先輩から3カウントを奪う姿が見たいんです。
吉岡と高嶋にはまだ荷が重いか。
試合は唐突に終わった。カゲトラのビンタ攻撃。カゲトラは毎試合、ビンタ攻撃を試合の終盤にやってますが、なんと2発目のビンタで吉岡がKOされます。繋の攻撃なのに・・・。
1,2,3。ピクリとも動かない吉岡。
急いで八木レフリーが処置をします。
心配そうな八木レフリー。すぐに八木レフリーが吉岡に処置をしたのをみて『非常事態』と思った。
これは見たくないアクシデントになるのか?って思っていたら
なんとか立ち上がれる吉岡。立ち上がれて良かったです。後楽園ホールのファンが安堵します。
ファンから温かい声援が送られます。
確かに頑張った。ボコボコにされながらも必死に立ち上がりました。
ただボクの期待が大き過ぎたのかな?どうしても『勝ちたい』って姿勢が見えなかった。後楽園ホールで試合が出来るのがゴールじゃないです。後楽園ホールで試合をして勝たないといけないわけでしょ?
吉岡、高嶋と同じ若手のBen-kはメインイベントに登場します。いろいろ思う事はあるはずです。
ただ試合が組まれていれば良かったのか?それとも勝とうと思っていたのか?どんな手段を使ってもジミーズから勝とうとしたら会場の盛り上がり、吉岡、高嶋の評価も違ったものになったと思うのですが・・・。
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