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「女性は美しく気高くあれ」
自分主導の人生を豊かに送るために
大切なのは「在り方」。
そのマインドセットと美意識の土台づくりを
お伝えするBeauty and Noble主宰
アメリカはテキサス州ダラス在住
NLPライフコーチ＆占星術家のMissMikiです。
100回続けた「在り方美学」が完了し、
2021年お正月からは
「星読み美学」を連載します。
（やはり「美学」を大切にしているようです。）
第3回 「月はやさし」
アメリカの作家、スコット F. フィッツジェラルドの作品
「夜はやさし」を思い出しましたか？
私はこの小説を初めて読んだのは、
アメリカの大学生の時でした。
大学の書店をふらりと立ち寄ったある日、
その美しいハードカバーの表紙と
なによりもタイトルに惹かれました。
原題は”Tender is the Night”
そしてその邦題が「夜はやさし」
だったということで、
再び惹かれたものでした。
（小説の内容は今回は言及しませんが。）
私たちは当たり前のように
朝が来ると太陽は上り、
夕方になると日は沈むと思っています。
変化することが常の世の中で
唯一不変なこの天体の営みというものは
意識せずとも
私たちが安心して生きていられることの
一つなのだと思うことがあります。
辛いことや悲しいことが
あったとしても
そんなことお構いなしに毎朝日は上り、
自分の心以外はいたって通常運転。
それに気づいたときに、
なんて天体というものは
ゆるぎがなく、安心する存在なのだろう、
と心の深いところで安堵したものでした。
さて、私たちに最も身近な天体といえば
太陽の次に月ではないでしょうか。
太陽を見るとほっとする、
とはあまり聞かないけど
（太陽をみるとパワーがみなぎる、
気分が晴れる、とは言いますね。）
夜空に出た月を見る時は、
どういう気持ちがするでしょうか？
月は約28日のサイクルで
生まれ、だんだん太ってゆき、満ちたかと思えば、
どんどん痩せて細くなってゆき
新月となってまた新たに生まれるときには
その姿は見えません。
どんどんその形を変える月をみて、
ものごとは変化してゆく、
今あることはずっと続くものではない、
と私たちは悟るのです。
特に落ち込んだり、悩んだり
追いつめられて、がんじがらめになった時など、
「今あることは移り行くのですよ」
と月は教えてくれるのです。
そして月は無意識の領域を
支配すると言われていますので、
私たちは「諸行無常」を
無意識レベルで知るのかもしれません。
月を眺めると
ほっとする、という所以なのかもしれません。
ああ、月はやさし、、、、
MissMiki
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