「もし過去に戻れるとしたら何歳に戻る?」
とは、ワタナベ薫さんの今日のブログのお題目でした。
ワタナベさんの答えは、、、、、
絶対どこにも戻りたくない、
でした。
(自分から聞いておいて、この答えか!(笑)(笑))
という突っ込みは置いておいて)
あ、ワタナベさんは、
後悔しない人生を送ると決める!
するとそうなる、ということを教えてくれているのです。
それは、理解できます。
でもそれは置いておいて、
さて、私は、過去に戻れるとしたら何歳に戻るかな?
と考えたときに、すぐさま即答できます。
それは懐かしい昭和50年代の子ども時代。
父も祖父母も叔母もみんなまだ健在で、
子どもの私はゴム飛びとか、交換日記とか、図書館で借りる本のこととか、
お絵描きとか、月刊で配達される学習系読み物とか、
そういうことで毎日が成り立っていた。
たまに見る歌謡番組もリアルタイムで、
その時間になるとテレビの前を陣取って、
それはときめきながら真剣にテレビを観ていた。
冬なんかは夕方こたつに入って、
おやつを食べながらお絵描きしたり、
交換日記を書いたり、本を読んだりすると、
うとうとと眠り込んでしまい、
はっと気づくと夕食の時間。
台所で母が包丁をトントンと小刻みにならしているのと、
おいしそうなにおいとともに漂ってくる湯気につつまれて、
きゅうにおなかがぐぅなんて鳴ったり。
当時は土曜日も仕事や学校があり、
だから日曜日だけが本当のお休みの日だった。
日曜日になると、父が横浜のデパートに行こう、
と持ち掛ける。
洋服やら靴やらバッグやら、
そしておいしい食べ物を色々と調達し
(父はおしゃれでグルメな人でした。)
あ~、楽しかったね、と、
日曜日の夜は更けていく。
小公女セーラを観て、
ミンチン先生ムカつく~とか言いながら。
あ~日曜日が終わってしまう、、、
なんて思ってたかも。
母親に変だとか普通はこうだろうとか、
女の子は素直が一番、
とか色々と謎なことを言われたけど、
私はひねくれもせず(たぶんね(笑))
おおらかに育ってこれたほうだと思う。
実は色々なことを考えて、
子どもらしくない子どもだったかもしれないけど、
あまりそういうところを見せない方が得策だと察し、
毎日すごしていたけど、
それも私が決めた在り方だしね。
ただ単に、純粋に、
あの頃に戻ってみたい。
懐かしく平和な昭和の日々。
今はもういない父や祖母や叔母が元気で、
私が子ども時代を満喫していたころに。
父に会いたい。
おばあちゃん、おじいちゃんにも会いたい。
毎年お墓参りに行っているけど、
今年の夏は叶いそうもないので、
なんだか急に恋しくなったこともあります。
(オチも何もありません(笑))