何かを習得し、特技と言えるレベルにするための壁。
プロと言われる人達は、この時間を超えているという。
一日最低3hを10年。
私達もその時間の壁は越えてきた。
寝ずに練習してこい!
やる気があるなら一日7,8時間はやれ!
ハノンだけに3hかけろ!
などなど。
本格的にと今の恩師にかわることになり、(11歳のころ) 初日に出された宿題は、見開きの練習小品が100曲のった楽譜一冊を完璧に弾いてこいというもの。
やる気のある子には、どこまでも付き合ってくれる人だが、妥協は許さない人。
電話口で演奏を聞かせたりすることも日常茶飯事。
そんな先生も今はまーるくなり、
子供がドリルをさぼっておしゃべりしてるのを苦笑いしながら言っていた。
" 貴方たちはよかったわね、こんな優しい先生で。
(と私の方をみながら)
このお姉さん達が貴方達くらいのときは、大変だったのよ~。ものすごいシゴキをしてたんだから" と。
子供達?うそー!みたいな表情でみて、またおしゃべり。
私語も、笑もなかったのよ、あのころは。
とはいっても、私達昔からの生徒には、頻繁に昔モードのスイッチオン!
この一年間で、数回は泣かされた。苦笑
(ちなみに私は負けず嫌いで、決してなよなよなタイプではありませんが...)
そのくらい本気モード!という生徒のレッスンをしてみたいものだ^ ^ ははは
なかなかこのご時世難しいね。