どちらも捨て難い... | Dear Active learners, ~ ピアノ&英会話レッスン~ @Yokohama

Dear Active learners, ~ ピアノ&英会話レッスン~ @Yokohama

横浜市都築区で英語とピアノの自宅レッスンをしています。
複数の習い事は、経済的にも時間的にもとても大変。そんな思いを少しでも楽に、効率よく!

昔からついているY先生のレッスン。

秋の門下生のコンサートでは、連弾やセッション、ソロなど全部で6曲を演奏する。

中でも、ソロのショパンは私にとって与えられた課題でもある。

ものすごく手が小さい私...
音を外すリスクもしかり、その手を見開いてかなり早い16分音符を打ち続けるため、最後には指も腕もつりそうになる。

そんなことより、私にぴったりで、流れよく弾けているからと、なぜかY先生はこの一曲を提案した。

大好きで、自分の人生をどこか映しているようで、選曲そのものに異論はない。
ただ、リスクはリスクとしてある。

2ヶ月でモノに出来なければ別の選曲をすると言っていたけれど、その期日。
無事?苦笑 ショパンに決定された。

そこから調子は波打ち、思うように弾けなくなっていく。コンサートの日にベストに持っていく.... これ、アスリートと同じだからと....

そして...まだなぜか別の逃げ道を考えていた私。

音大レッスンの発表会も、コンサートと同時期に予定され、そちらにも出ることに。

こちらで提案されたプーランクは、手の大きさ的には無理がないが、どちらかというと私が苦手としている曲調。

とはいえ、リスクの少なさからこのプーランクを逃げの候補にY先生に提案。

ちょっと弾いてみろと言われて触りだけを弾いたけれど、曲調と譜読み程度しかしていなかった私の音を聴き、すぐさま却下。

そんなこんなのやりとりをしながら一ヶ月。

プーランクとショパンは、それぞれのレッスンで鍛えられ...

音大のT先生にもショパンも聴いてもらった。

いくつかアドバイスを頂くも、問題ないと。

そして、誰より毒舌なY先生も...
" プーランク弾いてみなさい" と。

T先生には、なかなかよく弾けてると言われてはいたが... 一体どんな評価が下るのか⁈ 

すると、

Y先生も少しのアドバイスを....

意外な言い方で!

"もっとこうしたら、より素敵な演奏になると思うわ"と。


やっと聴けるようになった
雑音は聞きたくない
もっとマシに弾けないの⁈

大抵は、こんなやりとりが繰り広げられる。

そしてY先生は、続けてショパンも弾かせた。

自分が破たんしないように、弾いたショパン。

これにも、" スランプからはどうやら抜けたみたいね。私はショパンを弾けば?と思うけど、精神的にその方が楽なら、プーランクにしてもいいわよ。よく弾けていたから"

と。

わお...

これは、Y先生流の最大の褒め言葉だろう。

どちらでもよいと言われると、ショパンのリスクをとって見たくなったりもする。

人の心理って不思議ですね~