スペインにはシエスタなる昼寝タイムがあります。
朝は9時に仕事をスタートし、お昼休みとシエスタを取って、午後6時か7時には仕事を終わらせてしまいます。
帰宅して一服して午後9時ごろから夕食です。 でもって、食事の後、夜中まで飲むんですよね。 午前様は当たり前で、翌朝は半分寝たまま仕事場へ。 タイムカードを押してから、カフェでコーヒーを飲んでウダウダ。 いつ仕事するんや!
そんなこっちゃから、労働時間は短くて効率が悪いわけです。
バルセロナのサグラダ・ファミリア教会が建築し始めてから100年以上断っていても、未だに建築が続けられています。 日本だったら、10年で完成させるでしょう。
ところがです、毎日暑い暑い日本の夏、昼食の後のだるさや眠気は尋常じゃありません。 それこそ、日本の夏にはシエスタが必要かもしれません。
1時間早く出社し、シエスタを2時間、そして1時間遅く退社する、ってのはいかが?
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スペインには「シエスタ」“Siesta”と呼ばれる、午後にお昼寝をする習慣があります。
そのために午後になると、店やオフィスも閉まるところが多いのですが、バレンシアのとある町では、「シエスタ」が義務化されることになりました。
施行されたのはスペイン南東部のバレンシア県にあるアドールという町。 この地域では、もともと午後2~5時のシエスタは伝統だったとのことです。
かねてから昼寝は健康に良いとされ、今年2015年に科学的にも証明されました。
伝統ではあったものの、スペインでは法の下に昼寝を義務化した最初の町となり、これにより、各種店舗、バー、スイミングプールに至るまで、全てが閉まることになります。
さらに町長は、午後2時~3時の間は、住民に静かにするように命じています。
ランチを食べると眠くなる人には大変うらやましいルールですが、ギリシャと並んで「働かない」とか「経済破綻」を心配されるスペインだけに、少々不安になるところではあります。
とは言え、少しの昼寝が仕事の能率を高めるのは確かなので、寝不足の蔓延する日本社会への導入も一考の価値があるのではないでしょうか。
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