ごくごく当たり前の話ですが、円高だと輸入モノに対してメリットがあります。
実際のところ、輸入車に対しての実態を国沢さんがレポートしています。
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昨年、日本車は販売台数を2010年の393万台から339万台へと大きく落とした。 東日本大震災のため生産台数が落ちたのに加え、景気の低迷で後半も盛り返せなかったからだ。 しかし! 輸入車は好調。 決して悪くなかった2010年を大幅に上回っている(輸入車にカウントされる日産マーチ分を除いた台数)。
なぜか? いろいろ調べてみたら、なんと! 値引きが超々拡大しているぢゃありませんか。 今や空前の円高。 1ユーロ=160円の時代に1台400万円で入っていた車種の場合、1ユーロ=110円になれば275万円になります。 日本の販売コストは200万円だとすれば、600万円から475万円になる計算。
本来なら値下げを考えるべきなのかもしれないけれど、そいつをやると為替の変動で価格を変えなければならない。 日本に陸揚げした時点での為替を適用した「時価」になっちゃうワケ。 こんなビジネス、クルマ業界じゃ行われていない。 日本車だって本来なら円高で値上げしなければならない海外もそのまま。
インポーターに聞くと「ユーロ決済だから値下げ余地ない」と答える。 この場合、本国は儲かる。 円高だからして”どこか”が儲かってるのだった。 結果「それじゃ値引きで対応しましょう」ということになるんだろう。 昨年夏あたりから輸入車を買った人に聞くと「そんな値引きしてくれたの!」と驚く驚く。
値引きは個別対応なので具体例を紹介しないが、下を見て10%。900万円のクルマなら90万円引きだから大きい。 400万円前後のクルマで50万円引きというケースだって珍しくなかったりして。 その上で下取りの高価査定も連発してます。 見積もりを見せてもらったら「こら買うワな!」。
ということでクルマの購入を考えており、気になる輸入車があったならぜひ試乗して見積もりを取ってみたらいい。 同じクラス&同じ装備内容の日本車と大差ない支払い金額になることだってある。 安く買っておけば数年後に乗り換えるときの値落ちも少ないというメリットも。 今年も輸入車は好調だと思う。
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