チュニジア | ミスプロの海外競馬

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日本のメディアではあまり大きく取り上げられていませんが、北アフリカのチュニジアが政情不安な状態になっています。
 
チュニジアは、私のあこがれの国で、何度となく行こうと計画していたところです。
ヨーロッパにいたころは、ヨーロッパ内をクルマで走り回っていて、チュニジアには日本に帰る前に訪れようと考えていました。
どういうわけか、チュニジアに行く機会を逃してしまっています。
とりあえずは、カルタゴの遺跡を見たいんですよね...
 
混乱が収まったら、本気で旅してみようかと思います。
 
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チュニジア・チュニス(CNN)
1987年以来、チュニジアを支配してきたベンアリ大統領(74)が14日に国外脱出したのを受け、同国のガンヌーシ首相は同日、国営テレビを通じて一時的に大統領を兼務すると発表した。 首相は、憲法の尊重とベンアリ大統領が今週発表した政治、経済、社会改革の実行を公約した。
 
チュニジアでは数週間前から高失業率、政府の汚職疑惑、物価の高騰、権利の制限に抗議するデモが全国で行われた。 デモの波が広がったきっかけは、大卒の無職男性の自殺だった。 男性は2010年12月に果物販売用のカートを警察に差し押さえられ、収入源を断たれたのを苦に焼身自殺を図った。
 
デモ隊はベンアリ政権の汚職を批判し、大統領に退陣を迫った。 ベンアリ大統領は13日に日常的な食料品の価格引き下げ、検閲の禁止、警察の自衛目的以外での実弾の使用禁止などを明言した。 14日には内閣を解散し、非常事態を宣言。 また、今後6カ月以内に議会選挙を行うよう求め、自らは今後大統領選に出馬しない意向を示したが混乱の収拾には至らなかった。
 
ベンアリ政権下のチュニジアは親欧米派で、米国の中東政策やテロ対策を支持してきた。 中東諸国の中では比較的安定しており、教育水準も高い。
 
米国務省関係者は14日、オバマ政権は状況を注視しており、関係各方面には一致協力して政治不安を解決するよう促していると語った。 また国連の潘基文(バン・キムン)事務総長も状況を見守っているとし、問題の平和的解決に向け、自制、表現の自由の尊重、対話を求めた。
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