スペインの銀行では | ミスプロの海外競馬

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今週末では、日本の株価は10000円台に回復しています。
景気が回復したと解釈していいのでしょうか?
 
昔から、『アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪を引く』と言われているように、海外、特にアメリカの景気が日本の景気に大きく影響しています。
まあ、現代だと風邪を引くと言うのは、かなり誇張した表現ですが、日本だけが好調と言うのは、あくまでも過去の栄光に過ぎません。
 
こんな不景気の時代に、と言うか、不景気の時代だからでしょうか、スペインの銀行で3~5年の休暇を与えるそうです。 私なら喜んで飛びつく話です。
 
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不況から経営再建のために、どこの企業でも工夫や見直しを迫られているようです。
 
スペインの銀行では、行員に給与の一部を支払う代わりに、5年の休暇をとってもらうという方法をとることにしたようです。 BBVAと言えばスペインでは2番目に大きな銀行です。 重なる不況で考え出したのが、通常の30%の給料を払う代わりに、3~5年の休暇をとってもらうという案です。
 
この契約にサインする人は長期休暇後の復職を保証するというもので、休暇中も医療費などの保障を受けられるとのことです。 特に長期に渡り勤務してきた者たちをターゲットにするようです。 その他3万人の勤務者に、勤務時間の削減や、給料の減額などのオプションが用意されるようです。
 
スペインの銀行は金融危機で最悪のケースは免れたようですが、厳しい法律のせいで簡単に解雇ができない状況だそうです。 給料の30%では生活できない人には厳しいですが、切り詰めたり副業でまかなえる人なら5年という、かなり長期の有給休暇となるわけですか…。
 
ちょっとうらやましい!なんて思いましたが、5年後に復職しても働ける体じゃなくなってる気もします。