タタ | ミスプロの海外競馬

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昨日のタタ・モーターズのジャガーとランドローバーの買収の話ですが、自動車評論家の国沢さんがおもしろい意見を言っています。
 
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インドの雄である『タタ』がジャガーとランドローバーを買収した。
昨年の7月18日からウワサに出ており、この手の話としちゃ異例に長い交渉を経た後の結論だったと思われる。 おそらくフォードは当初「ジャガーなら買い手は多数ある」と踏み、タタ以外の売却先も探したハズ。
しかもインドと言えば、かつてイギリスの植民地。 ジャガーにとっても面白い流れじゃなかったろう。 されどタタ以外、良い値で買い取ってくれる有力な売却先が見つからなかった様子。 実際、微妙な会社の規模(クライスラーくらい大きければ投資ファンドの興味を示す)であるジャガーとランドローバーを欲しがる企業など、インドか中国、ロシアくらい考えられない。 いや、中国とロシアは高級ブランドであるジャガーを買っても、すぐ商売にゃならんでしょう。 インド人にとっちゃ「かつての宗主国の超有名自動車メーカーを買う」という、プライスレスの感慨があるに違いない。
 
フォードも緊迫している財政事情を考えれば、イギリス人のプライドなど気にしていらません。 ただインド人はしたたかだ。 フォードの足下を見て厳しい値切り交渉を開始したことは想像に難くない。 発表直前まで2650億円と言われていた買収金額が、2300億円になってましたから。
 
今後ジャガーとレンジローバーはどうなる? とりあえず「居抜き」で買ったようだけれど、環境や安全の時代を考えればすぐにでも次世代技術を導入しなければならぬ。 両ブランド揃って環境など考えてませんから。 かといってインド人がイギリス人にハードワークを強いたら退職者続出という事態になりそう。
インドで開発した200万円のジャガーとか出てきたら、それなりに売れるかも?
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