それこそインドのミラクルかも | ミスプロの海外競馬

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ちょいとおもしろい、ミラクルなニュースです。
やっぱり、インドってスゴイわ。

 

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CNN
世界各地の大学院に設立されている経営学修士(MBA)課程は、様々な教育内容で他の大学院との差別化を図っている。 インド経済の中心地ムンバイにある国立産業工学大学(NITIE)のMBA課程は先日、弁当配達サービスの配達員らをゲスト講師に招いた。

 

サービスの利用者は、ムンバイ市内の中産階級の会社員が中心。 「ダッバワラー」と呼ばれる配達員らは、郊外の家庭から職場まで弁当を届けたうえ、空の弁当箱をその日の夕方までに家庭に送り返している。 配達員らの大半は文字が読めないため、指示は複雑な記号の組み合わせで行われている。 配達員は約5000人で、1日の弁当取扱量は17万個にのぼる。
驚くべきことに、弁当が最終目的地に届くまでには毎回3─4度の積み替えが行われる。 家庭から郊外の鉄道駅へ、駅から列車へ、市内中心部の駅に到着した後は荷車や自転車でと、弁当は記号に基いて配達員の間を次々と伝達された後、職場で空腹を感じている顧客の手に渡る。 空の弁当箱が家庭に戻る際には、同じルートを逆にたどる。

 

1998年の報告書によると、配達ミスが起きる確率は、配達600万回中わずか1回と、世界各地の郵便業者や運送業者も顔負けの正確さ。 この点が経営学者の興味を引きつけている。

 

この特別講義を聞いた学生の1人は、「経営学の学生として、配達員から多くのことを学んだ。 配達員は、複雑な問題の解決に必要不可欠な技術をめぐる俗説を打ち砕いてくれた」と語っている。
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