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フランスギャロのHPを見ていて驚きました。
今年のフランスダービー(ジョッキークラブ賞)の冠スポンサーが、三菱自動車に決まったようです(今年と来年の冠スポンサーをやるようで、2008年は保留のようです。 何せプレスリリースがフランス語なもんで...)。

 

昨日のフランス2000ギニー、1000ギニーのレースは発走時間が遅れました。
どうも、何かのストがあったようでした。 2時間以上の発走時間の遅れのため、サイトでの結果検索はあきらめてしまいました。
で、結果ですが、勝ったのはオブライエン厩舎のオージールールズ。 これでファロン騎乗のオブライエン厩舎馬は今年のイギリスとフランス2000ギニーを制覇。 スゴイ。

 

英2000ギニー   ジョージワシントン
英1000ギニー   スペシオーサ
仏2000ギニー   オージールールズ
仏1000ギニー   タイブラック

 

さてさて、コスモバルクの海外G1制覇ですが、思ったほど大きく扱われていない感じですね。 確かに今年のシンガポール航空国際カップのメンバーはかなり手薄。 レーティングを見ても1番がヴァリシールでコスモが2番目。 何でデットーリがフランス2000ギニーを蹴ってまでシンガポールに来たのか全く持って不明です。

 

まあ、元々このシンガポールのレースは参加馬が格下の感が否めません。 なにしろ欧米のレースシーズン真っ盛りで、2000ギニーやダービーの時期ですから、調教師もジョッキーも本国での仕事で手一杯ですわ。 今回のコスモにしても、春の天皇賞に出走できなかったために、シンガポールに遠征したようなものですし...
とは言っても、国際G1には違いありません。 地方所属馬の海外での国際G1制覇ですから、確実に日本競馬の歴史に残りますね。 単に地方馬だけにメディアに取り上げられる機会が少ないのが残念です。
スポーティングライフのHPにシンガポール航空国際カップの記事が載っていましたので転記します。 簡単な英語です。 勝ったコスモよりもシンガリに負けたヴァリシールのことの方が詳しく書かれているのが笑えます。

 

Cosmo Bulk swept to glory for Japan in the Singapore Airlines International Cup at Kranji. The five-year-old, trained by Kazunori Tabe and ridden by Fuyuki Igarashi, was always handy as Vroom Vroom set a strong pace. Leading inside the final furlong the 4-1 shot went on to beat King And King by two lengths with Bowman's Crossing third.

 

Godolphin's runner Valixir, ridden by Frankie Dettori, was a big disappointment, finishing in the rear. Valixir finished last of the 13 runners as a first-time visor failed to work the oracle on the dual Group One winner. Godolphin's Diana Cooper told www.godolphin.com : "That was very disappointing. Frankie said that Valixir ran very flat and did not put up the performance we were hoping for."