宇宙人が「期待できる星」 | ミスプロの海外競馬

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ちょっとばかり古いネタですが、宇宙人探しの「期待できる星」の話です。

 

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REUTERS
ミズーリ州セントルイス
地球以外の惑星に生命体が存在する可能性を探る「宇宙生物学」の研究者らがこのほど、地球に似た惑星を持つ可能性のある恒星10個のリストを明らかにした。 
これらの星は、米航空宇宙局(NASA)が打ち上げを予定する地球型惑星探査衛星(TPF)で、重点的に観測されることになる。

 

リストは、ワシントン・カーネギー研究所のマーガレット・ターンブル氏らがNASAに代わって作成し、このほど開催された米科学振興協会(AAAS)の会合で発表した。 
ターンブル氏は「銀河系には4000億個もの恒星がある。 TPFでこれらを1つ1つ調べるわけにはいかない」と説明。 「水が存在する惑星を持っている可能性が高い星を選び、さらにいくつかの条件を設けて10個に絞った」と語った。 例えば、恒星が明る過ぎる場合は、その光によって惑星の観測が困難になるため、対象から外された。 また、明るさが変わる変光星や、若過ぎる星、古過ぎる星などは、安定した状態が保たれず、周りに生命が育つとは考えにくい。 さらに、地球の核を構成するような金属質の成分が少ないとみられる恒星は、地球に似た惑星を生んだ可能性が低いとの理由から除外された。

 

こうして絞り込まれたリストには、スイスの天文学者らが1995年に初の太陽系外惑星を発見した「ペガサス座51番星」、太陽によく似た「さそり座18番星」、太陽の10分の1の明るさの「エプシロン・インディA」、太陽系に最も近い恒星の1つ「アルファ・ケンタウリB」などが挙げられている。 「これらの星についてはまだなぞの部分も多く、どれが一位かといったランク付けは無理だろう」と、ターンブル氏は話す。

 

一方、専門家の間では「宇宙の生命体は、私たちの知識を超えた構造、組成を持っているかもしれない。 生命体が存在するのは、地球に似た惑星ばかりとは限らない」(コロラド大のキャロル・クレランド氏)との指摘もある。

 

NASAのTPFは2014年と2020年に打ち上げ予定だが、最近の大幅な予算削減で、先行きを危ぶむ声も上がっている。
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