秋田市のウェルビューいづみこども園でみそ造り教室を開催しました。
こちらのこども園では、今年で3年目の開催です。
昨年みそ造りを経験した園児は、
おみそ汁の美味しさやお味噌のパワーを、自分たちなりにしっかり学習していた
様子に驚かされました。
冒頭アトラクション「食育エプロンシアター」。
みそ造りを始めようと思ったら、
おやおや?
おみそ先生たちの元気が・・・ない。
「頭がズキズキするの」
「寒気がする~」
「ハックション!くしゃみが止まらない」
とぐったりするおみそ先生たち。
すると!
「味噌を食べてないから元気がないんじゃないの?」
との園児の声!!
すかさずスタッフ
「じゃ、みんなで元気になれる美味しいおみそ汁を作ってあげようか!」
そう一致団結した後、
様々な具材を入れたおみそ汁を園児と一緒に仕上げるというストーリーでエプロンシアターを展開しました(^^)
エプロンシアターでおみそ汁のことを学習した後は、
元気な体でみそ造りに挑むための「みそ汁ダンス」です。
みそ汁のんだら元気♪
ママが毎日作ってる♪
いよいよみそ造り開始です!
まずは
蒸したてホカホカの大豆を試食。
美味しくて手が止まらない園児続出(;^_^)
続いてみそ造りの原料となる大豆・麹・塩を勉強し、
塩切の作業です。
この匂いがいいね~♡
頑張るぞ~♡
園児からは様々な声が溢れます。
テレビ取材も入りましたが、
カメラよりもみそ造りに熱中する園児たち。笑
手が少しくらい痛くても、
混ぜるのが少しくらい疲れても、
最後まで全員で力を合わせて頑張りました!
大豆・麹・塩をまんべんなく混ぜ終えたら、
みそ玉を作り、樽に仕込んでいきます。
大きな樽にみんなのみそ玉を投げ入れ、
たっぷりのお味噌の赤ちゃんが完成しました!
このお味噌は、秋田市内のお味噌屋さんで約10か月寝かせ、
みんながまた少し大きくなった頃に園に戻ってきます。
お味噌がこども園に戻ってくるまでの間、
おみそ先生とのお約束があります。
それは、
・お味噌が完成したどんな風にして食べようか?
・おみそ汁にはどんな具材を入れてみたいか?
・お味噌が元気に育つよう、お味噌のコトをいっぱいお話ししよう。
お家の人、先生、お友達と、
いっぱいいっぱいお話しして欲しいということです。
私たち一杯の味噌汁プロジェクトでは、
みそ造りを通じて、日本の食や秋田の発酵文化を伝えるだけでなく、
子どもたちが自らの手で自身の糧になる食べ物を仕上げる力、
その経験を通じて沢山の人と食のコミュニケーションを築く力、
食や健康への想像力を育てることを大切にしています。
情報があふれる世の中に巣立つ子どもたちだからこそ、
何事においても自分の感覚を研ぎ澄ませ、自分自身が生き抜くための最善の選択が出来るように育って欲しいと願っています♡
一杯の味噌汁プロジェクト
みそ造り教室へのお問合せは、misoshiru.akita@gmail.com までお気軽に♪
(この教室は、秋田県味噌醤油工業協同組合様との共同事業で開催しています)