貴方の愛をあたしが死ぬまで感じていたかった
貴方のおかげであたしはもう恋ができないわ
あたしの愛は貴方が天国へいっしょに持っていってしまったんだもの
あたしは貴方しか愛せないのよ
知っているでしょう
あなたがここにいなくても
あたしは貴方を愛してる
貴方の愛をあたしが死ぬまで感じていたかった
貴方のおかげであたしはもう恋ができないわ
あたしの愛は貴方が天国へいっしょに持っていってしまったんだもの
あたしは貴方しか愛せないのよ
知っているでしょう
あなたがここにいなくても
あたしは貴方を愛してる
神様が、一月の寒い日に恋をした。
住む世界が違う、人間に恋をした。
神様は、人間には見えないから
恋をしても思いを伝えるどころか
逢うことすら出来ない。
神様は悲しくて涙をながした。
神様の涙は、さらさらと流れ落ちて
地上に降り積もる雪になった。
神様が恋をしたその人間は
きらきら光りながら降ってくる
その雪をうれしそうに見上げた。
その人間は雪が好きだった。
神様はその人間が笑顔になるのを見て
とても幸せな気持ちになった。
あのころ僕は、母さんからよくチョコレートを買ってきてもらって食べた。
板チョコで、ぱきっと音を立てて割ってから、一欠けらずつ食べるのが美味しかった。
母さんはいつも二枚ずつ板チョコを買ってきてくれた。
僕はそれを、大事に食べた。
母さんもチョコレートが好きだった。
僕はそれを知っていたから、いつも一枚の半分は母さんにあげた。
ほぼ毎日のようにチョコレートを母さんと半分ずつ食べた。
ほろ苦くて、甘いその味が好きだった。
母さんが病気で入院することになった。
入院してからも、見舞いがてらに母さんと板チョコを半分ずつ食べた。
その母さんが、つい昨日、死んだ。
僕はもう、板チョコを買うことも、食べることもなくなった。
ぼくのパパは、目が見えない。
ぼくが生まれたときから、目が見えない。
だから、ぼくの顔を見たことがない。
ママの顔は、知ってた。
ぼくのパパはそれでもぼくをかわいいねという。
見えていないのに、ぼくをかわいいかおだね、という。
ぼくはそんなとき、ほんとうに?って思う。
だけどぼくのパパはすごい。
ぼくが嬉しくてにっこりわらうと、パパもにっこりわらう。
ぼくがすねた顔をすると、なぐさめてくれる。
パパは、ぼくの顔がどんな表情をしているか、わかるみたいだ。
ぼくのパパは、目が見えない。
ぼくが生まれてきたときから、目が見えない。
だけど、ぼくのパパは、さいこーのパパだ。
パパ。
大好き!
ミナとヨウちゃんの二人の目線から見た記事を書きました。
ヨウちゃんの記事『卒業式の時の、少し恥ずかしそうにしていた君の制服姿が、悲しい』を
先に読んでいただけるとうれしいです。
不器用な二人の甘優しくも悲しい恋のお話です。