ぼくのパパは、目が見えない。

ぼくが生まれたときから、目が見えない。


だから、ぼくの顔を見たことがない。

ママの顔は、知ってた。


ぼくのパパはそれでもぼくをかわいいねという。

見えていないのに、ぼくをかわいいかおだね、という。

ぼくはそんなとき、ほんとうに?って思う。


だけどぼくのパパはすごい。

ぼくが嬉しくてにっこりわらうと、パパもにっこりわらう。

ぼくがすねた顔をすると、なぐさめてくれる。

パパは、ぼくの顔がどんな表情をしているか、わかるみたいだ。


ぼくのパパは、目が見えない。

ぼくが生まれてきたときから、目が見えない。

だけど、ぼくのパパは、さいこーのパパだ。


パパ。

大好き!