そんな中、あり得ない早起きをして初茶会という裏千家の新年の茶会のお手伝いに召集されて行ってきました
会場の東京美術倶楽部に到着すると既にエントランス前にはお客さまの長い列ができてました…わたしは時間までに到着するのに必死だというのにそのエネルギーがすごいと心の底から思いました
お手伝いする席は、関東第一ブロックの青年部立礼席で、席のしつらえからお道具からたくさんの工夫がなされていました。
テーマは「継ぐもの達」
日本古来の伝統を新しい人たちが継承していっているさまを表現するというお席
そのためお道具は全国の青年部会員で作家さんが作られたものを取り寄せており、その会員の作家さんも一緒にプロジェクターを使ってお点前中にお客さまに紹介するという段取り。
アイデアがすばらしー
席主は、奥山ブロック長。東京ニュース通信社の社長で若くて軽快な話ぶりと分かりやい内容で裏で聞いていてわたしも面白かったです
個人的に働いている業界が近いのと、会社が近いので勝手に親近感が笑
今回のわたしのお手伝いにはお点前がないので幾分か落ち着いていました

席にお迎えしたお客さまは、約690名。
朝から夕方まで一席70-75名ずつ。
お茶を点てる、出す、お茶碗を下げる、洗うことが一つ一つ数が多いので大変でいかにスムーズにお客さまにストレスなく快適に過ごしていただくかが裏の段取りと仕切り、手際にかかってくるのでお客さまが席に入っている間は緊張感がずっとあり、全部終わって帰宅したときにはくたくたでした
企画、準備からやられていた方々は、普段の仕事がありつつのこの準備ですから、想像するだけで本当に大変…
寝る暇あったのかしら、、
水指 浅黄交趾雪輪花筏紋 中村正史 造
そんな初茶会でした。
今は肩こりと筋肉痛笑
何だかいつも使わない筋肉を使ったらしいです
手前がお点前の席
後ろが作家さんの紹介映像
菓子器 截金 蜘蛛の巣 古庄咲姫 造
お菓子 とはに
亀屋萬年堂 長野貴弘製
釜 光筒釜⭐️ 宮崎匠 造
花入 煌彩瓢箪 佐藤弘人 造
お道具の名前の漢字がむずかし…
また今年はお家元の初釜式は三笠宮さまがお亡くなりになったので、稽古初めになったようです。
先生に見せていただいたその稽古初めの案内文がとても達筆でうっとりするくらいのキレイな筆文字でびっくりしました
それはもうまるで筆の教科書みたいに
それではまたね〜
しま





