さよなら後楽園球場 記念乗車券(昭和62年・1987年) | 記念切符あれこれ

記念切符あれこれ

亡き父が集めていた記念切符、実家からもらい受けたものの、箱に入ったまま納戸にしまい込み10数年、あまりにも雑多に入っているので、少し整理をしようと思い立ち、それならブログに写真を貼ったら一覧代わりにになっていいかも・・・と思い、少しずつ記録することにしました。

娘に「後楽園球場ってなに?」と尋ねられてしまいました・・・年代の差を感じます。

大きさはCDケースより若干小さいくらい。
これが2セットあります。
裏は何もないので割愛し、ふたを開けます。

ふたの裏に通し番号が印字されているのですが、もう1つの方には印字が無い・・・。
中にはビニール袋に入った記念切符が入っています。
「地下鉄」の文字が目を引きます。
切符を出します。

開けます、ひらけます・・・と訴えてくる中央の折り目。
写真は丸ノ内線でしょうか、側面だとわかるのですが、正面だと途端に自信が無くなります。
「地下鉄」と書いてあるのに、この写真では地上を走っています。
実際にこんな風景があった(今もある?)ということですよね?
茗荷谷と四ツ谷は地上駅だった記憶があるのですけど、後楽園も地上駅だと今、知りました。
(丸ノ内線の地上駅を調べました)
ということは、この写真は後楽園駅なんでしょうね、きっと。(無知ですまぬ)
裏面いきます。

後楽園球場の概要といったところでしょうか。
表に戻って、中央から開けてみましょう。

グラウンドの写真が出てきました。
拡大鏡で見てみたら、GIANTSとWHALESの文字が読めました。
すみません、私この当時は横浜に住んでいたものの巨人ファンでして、大洋の選手は「屋敷」
しかわかりませんが、巨人打線は懐かしの中畑や原・クロマティなどの名前が並び、
ピッチャーには桑田の文字が。
ちょっと待って・・・大洋のピッチャーは元巨人の新浦さんじゃありませんか!
・・・すみません、記念切符のご紹介でした。
写真で両端が白いのがわかるかと思いますが、ここは折れている部分ですので開きます。

ようやく「きっぷ」部分が出てきました。
さっき、フタの部分に番号の印字が無かったきっぷの通し番号は「17927」で
写真のものは「06985」・・・ふたの印字と頭のゼロがないだけで同じです。
ということは、5桁のスタンプが無くて押せなかったのかもしれませんね。
さりげなく後楽園遊園地の割引券もついています。
 
父の会社で持っていたのか、お得意様からもらったのか知らないのですが、小学生の頃
父がたびたび後楽園球場の巨人戦のチケットをもらってきてくれたものの、なぜかいつも雨で
中止ばかり・・・1度だけ行けたことがあるのですけど、雨で7回コールドという・・・。
巨人ファンなのに三塁側の席だったのが残念に思いながら足を運んだのですけど、
ベンチのすぐ上というグランドにとても近い内野席で、巨人ベンチの中がよく見えた記憶が
あります・・・相手チームの応援が目の前でしたが。(ちなみに小林で負けました)
この試合観戦の後「お前と行くと雨が降る」と言われてチケットを貰ってきてくれなくなりましたが、新聞社でチケットを貰ったファン感謝デーは雨も降らずに楽しめました。
中学生になって後楽園球場とは縁遠くなりましたが、以前も書きましたけど高校生では
ウルトラクイズの高校生版の予選(第一回)で久々に足を運び、
社会人になってからはヒューイ・ルイスのコンサートで熱狂しました。
 
それにしても、試合の写真の打順の選手名で楽しめるとは・・・本来の楽しみ方とは違いますが。