天邪鬼な母の呟き
録画していた
「ダーウィンが来た！」を観ていた
清流の歌姫カジカガエルの回だった
そこで、研究している方が
出演したのだが
確か京大の学生さん？
この人がカジカガエルの音の音域？
を番組と一緒に調べていて
その時の表情が生き生きとしていて
顔がハンサムとかではない
人としてキラキラしているのだ
自分が学びたいことを
学び続ける姿
その姿は尊くて
見ているワタシなんかは
羨ましくなる
カジカガエルの鳴き声に
惹かれてみたはずなのに
研究者の顔に魅了された
話変わって
娘の学校は高校2年から理系・文系に
分かれる
文系クラスと理系クラスだと
フロアまで違う
仲良しだった子が文系で
遊びに理系クラスにくるが
その子曰く
「理系クラスってマジメよね」と
娘は
「私は理系で良かった
マジメな子ばっかりじゃないと
流されちゃうから」という
そして文系だった母である
ワタシは思う
え？今から勉強するの？
ワタシが娘の頃って
アメリカ留学を前に
浮かれてた…
高2の秋からアメリカに
短期留学を控えていて
受験勉強なんてそっちのけだった
勉強も大事だけれど
余裕がある時間にアホみたいな
ことを考えるからこそ
楽しいのに
リベラルアーツ
自由な教養を身に着ける
ことができるのは
心の余裕からじゃないのか？
なんて思ったり
遊び心を忘れないでくれ
って願ったり
でも、学んでほしいとも
思うし
なんて身勝手な親なんだろう
でも、あなたに
幸多き人生を
歩んでほしいと思っている
いやどの親も
わが子に苦労してほしくない
幸せであってほしいと
願っている
で、現実に立ち戻って
ギャーギャー
ワーワー言いながら
「お弁当箱出した？
水筒は？」なんて
ワイワイ言いながら
日々を過ごす
少なくても、ワタシの高校2年の時より
あなたは勉強している
だからワタシが何かいうのは
おこがましいな、って最近思うわ
ガンバレ、娘