香川、徳島、高知と巡ってきた四国の旅も愛媛・松山に到着し、寂しいかなラストです。
最終日は松山城、松山二之丸史跡庭園、道後温泉と市街観光をした後に、松山坊ちゃんスタジアムに寄り四国アイランドリーグの試合を観戦します。
まず始めに松山城と二之丸史跡庭園。
松山城は姫路城、和歌山城と並ぶ三大連立式平山城で、勝山山頂に聳え立っています。
山頂まではロープウェイで行くことができるのですが、手持ちのお金も残り僅か・・・。
仕方がないので、朝の散歩を兼ねて自分の足で山頂を目指すことにしました。
さすがにここまで旅行してくると知らないうちに疲れが溜まっているのか、ちょっぴりしんどい・・・。
けれど、こういう辛い経験が後になって良い思い出に変わるんですよね。
創建当時の建造物も残る松山城は今まで訪れたお城のなかでも1、2を争う美しい姿をしていました。
その後に訪れた二之丸史跡庭園から眺める城の姿も緑に囲まれて見事でしたよ。
昨年の旅行時にも思ったんですが、やっぱりお城がある街っていいですよね~。
二之丸史跡庭園は見事なまでに観光客がいないので、我が者顔で庭園内に設けられた休憩所のベンチをひとり占めして風鈴の音と蝉の声を聴きながら、ゆっくりとくつろいでしまいました。
本当に贅沢な時間です☆
松山城の後は、電鉄に乗り道後温泉へ。
昔から、旅行のガイドブックなどで道後温泉の本館の写真を見るたびに一度は訪れてみたいと思っていた場所なんです。
道後温泉は日本最古の温泉といわれ、その歴史は万葉集の時代からというからビックリ!
道後温泉本館には入浴方法が4種類あるとのことで、それによって料金や浴室、サービス内容が異なってくるとのこと。
どのプランにしようか迷ったのですが、結局一番安い「神の湯階下」のシンプルプランを選択。
結局のところ、貧乏な旅人はお湯に浸かってのんびりできればいいのです。
けれど、こんな気分を台無しにする思わぬ出来事が・・・。
というのも、浴場に行く前にトイレにでも行こうと案内に沿って、トイレを探していると店員のおじさんから信じられない言葉を浴びせられました。
おやじ:「君、どこ行くの?」
misin:「えっ?!トイレに行きたいんですけど、何か・・・?」
おやじ:「シンプルプランの人がこのトイレ使っていいと思う?浴場の隣にトイレがあるから、そこ使って!」
いやー、ありえねぇー。
温泉のグレードに差があるのはわかるけど、使用できるトイレにまでかよっ!
しかも、サービス精神を微塵も感じない対応。。
少なくとも言い方あんだろー。
しょうがないから、浴場の狭いトイレを使用しましたが、こんなところで格差社会を肌で感じるとは・・・。
長い歴史に胡坐をかいているとしか思えないですね。
歴史を感じさせる建物の雰囲気とお湯加減は良かったけど、道後温泉本館の対応におかんむりだプー。
そんな気分を害した道後温泉を後にし、次に立ち寄ったのがJ2の愛媛FCのアンテナショップ。
電鉄に乗っていたら、たまたま目にしたので思わず寄ってしまいました。
愛媛にはレッズから沢山の選手が移籍したりレンタルされたりしてることもあって、店内に飾られた選手のパネルも知っている顔が並びます。
アンテナショップで旅の記念にタオルマフラーを購入。
いつかJ1に昇格したあかつきにはこれを持って観戦に行きたいと思います。
アンテナショップに寄るのに電鉄を降りてしまったので、せっかくなので徒歩で松山市街を散策することにしました。
伊予鉄道の松山市駅のあたりまでブラブラと歩いているとフイに「済美高校」という看板を発見!
済美高校といえば、初出場の春の選抜で優勝、夏の大会で準優勝と甲子園を沸かせた高校ですよね。
ここで出会ったのも何かの縁ということで済美高校まで足を延ばしてみました。
校舎には様々な部活の活躍を讃える横断幕が掲げられています。
そして、国交私立大への進学実績を伝えるものまで・・・。
実情はどうか知りませんけど、まさに文武両道ってことですね。
あー、あやかりたいですわぁ。
こうした松山市街の散策を楽しんだ後、JR松山駅に戻り、隣駅にある坊ちゃんスタジアムに向かいました。
それにしても、坊ちゃんスタジアムの最寄り駅でもある市坪駅がすごいこと・・・。
「これがスタジアムにある駅?」と思わずにいられないほど規模が小さいし、無人駅。
プロ野球の公式戦が行われた時ってどんな感じだったのでしょうか。。
坊ちゃんスタジアムでは、「四国アイランドリーグ」の愛媛マンダリンパイレーツと徳島インディゴソックスの試合が行われます。
試合開始までの時間、スタジアムに併設されている野球博物館を見学しました。
館内はオールスター戦が行われた模様を紹介した展示物や、愛媛が生んだプロ野球選手の用具、ちょっとした体験コーナーなどがあって、野球好きには堪らないかも。
さらにアマチュア野球博物館(?!)というのもあって、そこでは愛媛のアマチュア球団の歴史を紹介しています。
なかでも興味をひいたのが、愛媛にある高校の校歌を紹介したもの。
ボタンを押した学校の校歌と学校紹介が流れるんですが、別に愛媛の高校を知らない僕でも楽しむことが出来ました。
これの埼玉版とかあったらいいのになー。
そうこうしている間に開場時間になったのでスタジアムに入場。
既に1塁側のスタンドには地元チームを応援しようと多数のファンが訪れています。
ファンはみんなチームのユニフォームやタオル、帽子を身につけていたり、幼い子供は球団マスコットのマッピーと写真を撮ったりと球場の雰囲気はなかなかのものでした。
四国アイランドリーグが開幕してから間もないですが、着実に地域に根ざしたチーム作りがされているんですね。
正直、試合のレベルは、まだまだなところは否めませんが、多くの選手がプロに進んだり純粋に野球を楽しめる環境があるという意味では意義深いですし、何より野球を間近に観ることが少なかった四国の人を楽しませるという意味でも、四国の活動が野球界の地域密着化のさきがけになることを期待したいです。
夜行バスの出発時刻の関係もあって、試合は3イニングしか観ることができなかったのは残念ですが、またいつか観戦しに来たいなと思います。
その時は観客席がさらに人でいっぱいになってるといいなー。
そして、あの可愛い売り子さんがいることも☆
こんな次回への楽しみを残しつつ新宿行きのバスに乗り込むのでした。
(おわり)