ちょうど、
夏に受けた模試が全部返ってきた息子
中間テストが返ってきた娘
話題が
・テストの結果
・親の対応
・子どものやる気
の話になりました。
息子は、大学受験に向けて頑張っているし、
娘も、真面目に取り組んでいるので、
勉強に関して、親がどうのこうのと言うことはゼロ
そもそも、注意はしても叱ることは
ここ数年はしていないかも。
そんな時、
娘から質問されました
『テストが悪いからって親がうるさく言うとさ、
子どもは、どんどんやる気失くすと思うねんけど・・・なんで、怒るの??』
子どもがやる気を失くすメカニズム
・成績悪い
↓
・叱られる
↓
・子どもやる気なくす
↓
・塾などもとりあえず行くだけになる
↓
・成果が出ない
↓
・また叱られる
↓
・挙げ句、周りと比べられ
さらに、勉強することに嫌気をさす
(学校で、そんな話を耳にするのか)
親が怒ることで
子どもが、ますますやる気失くすのに
なんとかならんものなんかな?
と、聞かれました(^^ゞ
『勉強出来る子は
親から叱られた記憶がない説』
ってよく言われているけど、
叱らないなら
何かしているよね
何してるん?お母さんは
と聞かれ
いや、何って言われても・・・
私なりの答え
・子どものできたとこをまず褒める
・勉強以外のとこも褒めて、まず自信をつけさせる
・勉強できるできないで、兄弟比較をしない
・出来ない理由を考え一緒に対策を練る
本人任せにしない
・信頼できる塾を見つけ、連携とり子どもを見守る
・親子関係をよい状態に保つ
・子どもに関心を持ち、観察をする
・必要なサポートをする
・子どもが出来ない理由を、子どもの努力不足と責めない
など言語化しました
という難しい話を
帰宅早々に、させられました(^^;
子どもが、運動が苦手だった場合
「うちの子、あまり運動神経よくないみたいね」
と、受け止めれても
勉強に関しては、冷静にはいられない
「勉強神経よくないみたいね」
なんていう方はいないと思います。
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そこで、
「ビリギャル」で有名になった
小林さやかさんの記事を共有します。
「どうせ無理」という言葉は可能性を狭めるだけ
ビリギャルのように、“落ちこぼれ”というレッテルを貼られる子どもは多くいます。
そもそも、“落ちこぼれ”とは一体何なのでしょうか。
その器を勝手に決めたのは大人であり、生まれつき落ちこぼれだと思っている子どもはいません。
大人の何気ない一言が、子どもの人生を大きく変えてしまうかもしれないということは私たち大人が自覚しておくべきことです。
ある高校生から、こんなメッセージをもらいました。
「ビリギャルを見て大学進学を目指したいと思っていますが、進路指導の先生から『リスクが大きいからやめろ』と言われました。やはり、無謀なのでしょうか」
私の講演後、わが子にこう話す親御さんを何人も見ました。
「あなたにはどうせ無理。ビリギャルの子はもともと頭が良かっただけで、あなたが同じことをできると思わないでよ」
「リスクが大きい」とか「どうせ無理」と話すその根拠は、何なのでしょうか。
ビリギャルを知って「自分も頑張ってみたい」と立ち上がろうとする子どもたちの可能性をつぶすのは、何のためでしょうか。
こんなふうに大人が言い続けていれば、子どもたちはどんどん自信を失くし、挑戦することが怖くなるのは当然です。
わが子の芽を摘まないで。信じる気持ちが子どもを伸ばす!
どんなことにも「やってみなきゃわかんないっしょ!」と飛び込める子は、自己肯定感が高いです。
そしてそういう子の周りには、心理学でいう「ピグマリオン効果」といえる環境があることが多いのです。
ピグマリオン効果とは…
親や教師などから期待されることで学習者の成績・成果が上がる現象。
ゴーレム効果とは…
親や教師などから期待を得られないことで学習者の成績・成果が発揮できない現象。
人は、期待されればそれに応えたいと頑張れるものです。
当時の私の周りは、「ゴーレム効果」ばかりでした。
しかし、母と坪田先生だけは、強烈な「ピグマリオン効果」だった。
もし、この二人が「確かに今から慶應は無理かもね…」というようなネガティブなことを一言でも言ったら、私は慶應はもちろん、大学はどこにも行っていなかった自信があります。
父の言いなりとなり選択権のなかった弟は、高校生のときにグレてしまい野球からも逃げ出しました。
今は二児の父で立派な社会人になりましたが、当時の弟は「俺なんて…」という発言ばかり。
このときの弟を見て思ったのは、自己肯定感がなくなると自分のビジョンが描けなくなるのだということ。
では、自分のビジョンが描けなくなってしまった子の自己肯定感を再構築するためには何が必要か。それは、“対話”だと思うのです。
「あなたはこうすべき」と、主語がYou(あなた)になっている「Youメッセージ」でなく、「私はこう思うんだよね、なんでかっていうとね…」と、主語をI(私)にして理由と願望を伝える「Iメッセージ」で話しかける。
すると、子どもの方もIメッセージで話しやすいのです。
Iメッセージのキャッチボールをたくさんしてあげてください。
そこで、強固な信頼関係が築けます。
子どもは、このプロセスで自己肯定感を育みます。
この「何でも言えて、絶対安全な場所」があることは、子どもにとってとても大きなことなのです。
そして、「この子のために何かしてあげよう」というのではなく、わが子がどうやって人生を切り開いていくのかを見守ってあげてください。
家族はチームではありますが、チームとしてのゴールと個人としてのゴールは違うはず。
子どもが自分の力で歩いて行ける力を育むこと、見守り、信じることが、大人が子どもにしてあげられる唯一のことなのではないでしょうか。
「あなたなら大丈夫」と大人が信じ、見守ること。
これが、子どもの自信を取り戻す起点になるのだと思います。
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大人の何気ない一言が、子どもの人生を大きく変えてしまうかもしれないということは私たち大人が自覚しておくべきことです。
私は、この一文が一番心に残りました。
特に、親や先生の何気ない言動が
子どもにプラスにもマイナスにも影響する。
プラスに動かしたいのなら、
叱り飛ばすという手段の他に、
何か他の関わり方があるように思います。
カラータイプを学んだのも
「親と子の関わり方」に興味があるからだと思います。
親がこうすれば、
子どもはこうなる。
「人」なので、これは絶対なやり方はありませんが
・だいたいのパターンを知ることと、
(このタイプの子どもなら、このようなアプローチがいい)
(私は、つい子どもにこうしてしまう)など
・その前に大事な基本の心構え
があると思います。
でも、
一筋縄ではいかない。
私も、子ども達に気づかされながら
いろんな親子のケースを見ながら
人より、そんなことを考えたり、学んだりする時間が長いから・・・
分かってきたこともあります。
ご一緒に考えてみたい方は、
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最後に、
『みんなマイ植木鉢を持っていて、
育てていくと、みんなそれぞれの花を咲かす』
それをイメージして
イベントに持って行く看板の下絵を描いたらしい娘
子どもは大人が思っている以上に
いろいろ考えているのかも知れないと思いました。
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