2021年の飛鳥山味醂仕込がいよいよはじまりました。

 

清酒仕込み焼酎仕込を終えて4月頃からはじまった仕込みは

6月になりますと搾りの時期を迎えます。

 

効率的な機械作業はなく、1つ1つの丁寧な手作業、

もち米、米麹、米焼酎のみでつくる

江戸時代に確立した伝統的な製法を今も大切にして

飛鳥山味醂はつくられています。

 

 
 
大きな釜でもち米が蒸し上げられた状態。



蒸しあがったもち米は手作業でかきだしてとても
力がはいり大変な作業です。
 
 
同時に米麹をふりかけては、蒸したもち米をさらに
かけての繰り返し作業を続けていきます。
 
のちに出てきますがタンクの中で櫂入れをしながら
麹をかけていては粘性が非常に強いもち米を
かきまぜることはとても容易な作業ではありません。
 
そこでもち米と米麹が均等になるよう
蒸しあがったもち米のこのタイミングで
ふりかけていくことがその後の仕込みに
より重要なポイントとなります。
 
 
一定量になったら、放冷機に通さず、
二人一組で↓のように自然の状態で放冷していきます。
 
もち米は粘性がたかく放冷機にはとおせないので
江戸時代のように自然に放冷し、このあとタンクへと移されます。
 
image

 

 

 

 

image

 

投入したばかりのタンク内は粘性のあるもち米のため櫂入れ作業も大変です。

相当な力を加えての櫂入れ作業です。

 

↓のタンクの中のもろみも一定期間が過ぎますとだんだん

酵素の働きで糖化が進み表面の見た目もトロトロっとした状態へと

変化が見られます。

 

image

 

『もちもち飛鳥山』は

このタンクのみりんモロミを手で汲んで詰めたものとなります。

 

image

 

 

 

image

 

麹の酵素の働きで自然の甘みが広がり、もちもちした食感と

米焼酎の辛味が余韻に広がり引き締めてくれることが特徴です。

その他特徴や賞味期限などについては過去記事をご確認下さい。

 

《もちもち飛鳥山過去記事》

 

 
 
最終的に糖化が進み、
みりんモロミを搾ることで
味醂とこぼれ梅=みりん粕へと分けられます。

さらに搾りたての味醂はすぐに瓶詰めされず、
ろ過もせず、火入れもせず自然に熟成をして、
1年半から2年ほどの期間をへてようやく誕生となります。
 
次回は、後日『飛鳥山味醂の搾りとこぼれ梅について』書きたいとおもいます。
 
ぜひ、この機会にご興味・関心を寄せて頂けましたら幸いです。
 
※近日中に2021年のこぼれ梅の初物のご予約お知らせもさせて頂く予定です。



☆もちもち飛鳥山 150ml 600円税別(660円税込)

☆もちもち飛鳥山 450ml 1,400円税別(1,540円税込)




 

《もちもち飛鳥山・飛鳥山味醂・こぼれ梅その他お問合せフォーム》

https://www.e-mishimaya.com/contact.html

 

もちもち飛鳥山・飛鳥山味醂はWebサイトからもスムーズに

ご案内ができるようになりました。

https://www.e-mishimaya.com/jizake/cgi/topics/topics.cgi

 

 

《みしまやHP》

https://www.e-mishimaya.com/

 

《店舗アクセス》

https://www.e-mishimaya.com/shop.html