パンにお餅に鶏の味噌煮。宇宙食と飲む日本酒、大井川の詩。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

宇宙な晩酌をしました。

2代目大工の三島です。



今日の夕飯はなんと宇宙食!


前回行った各務原航空宇宙博物館。

ソコでお土産に買ってきたのです。



長女がお小遣いで買ったのはコレ。

宇宙のパン、チョコレート味。

ふんわり焼き立ての美味しさ。
スペースシャトルでも使用されたとのこと。

ハズレが無さそうなヤツ。
チョコレート大好き長女らしいチョイスです。



そして私が買ったのは名古屋コーチン味噌煮。

一番ツマミになりそうだから買いました。

こんなのも宇宙に持っていけるんですね。



そして嵐を呼ぶ男、長男。

彼がお小遣いで買ったのは……お餅!?

お餅は英語でライスケーキなのか。

かなり未知数で面白そう。


一番チャレンジャーなヤツです。




ではまずパンから。

缶から取り出すとこんな。

円筒状のチョコパン。


ちぎるとかなりモッチリ。

コレは飛び散らない工夫かな。

無重力だと粉が飛びまくりますもんね。



私も少しだけ貰ってパクリ。


ふむむ。



まぁ……




食べれる範囲だな。



正直あまり美味しくはない。

うーん、宇宙食だもんなぁ。



持っていくにはかなり厳しい審査がある。


長期保存が可能で低臭気。

栄養価が高くて飛散しない。

さらに温度変化や衝撃にも耐える。


ソレを満たしてさらに軽量でないといけません。



なにせロケットは燃費が激悪。

1秒で液体燃料を500リットルも消費する。


1kg運ぶ費用は実に……






100万円以上!


なんとも高額な配達費。



コスト削減が進む昨今。

それでもまだまだ余裕はない。


軽くて栄養価が高いのは大切なのです。




ではいよいよカロリーの塊。

ライスケーキことキナコ餅の登場。


水に浸すだけで良いそう。


固いスポンジのようなお餅。

お餅になるとは信じられない。


でも水に浸して3秒。

あっという間に柔らかくなる。


きな粉を付けたら完成、

本当にきな粉餅だ!


みょーんと伸びる。

あははは。

面白い〜。


こりゃスゴイなぁ。




私もちょっとだけ食べてみる。


うーん。

完璧にきな粉餅!



美味しくて再現度スゴイです。





最後は私の名古屋コーチン味噌煮。



そして味噌味といえばビールじゃない。

やっぱり日本酒でしょ!


こないだの静岡キャンプで買ったヤツ。

純米吟醸、大井川の詩(うた)です〜。

ゆっくり走るアプト式列車。

ミステリートンネルで大泣きの長女。


お土産はそういうの思い出せて良いなぁ。




最先端とレトロの組み合わせ。

宇宙食と日本酒でいただきます〜。

味はしっかりと味噌煮。

普通のレトルト食となんら遜色ない。


は〜。

こりゃスゴイ。


チューブにペーストを詰めていた宇宙食。

今やココまで進化するとは驚き。



お餅もパンも味噌煮も。

まさに技術の最先端。




宇宙が少しずつ身近になる昨今。

宇宙旅行ももはや夢物語ではありません。


いいなぁ。

生きてるうちに行けるかなぁ。




うーん。

私の年齢ではまだ難しいか。


日進月歩の時代でもありませんしね。


 



大井川の詩をクイッと飲む。



うん。


なかなか美味しいじゃないの。

無難だけど王道か。



お餅をキャッキャと食べる長男。

パンのモソモソ感にやや飽きてきた長女。

あまり興味のない次女。



そうだなぁ。

この子達ならあるかもな。


大きくなった子どもたち。

彼らがウキウキと宇宙へ行く。


そんな楽しい想像をして果てない宇宙へ思いを馳せたお土産の宇宙食と飲む日本酒大井川の詩だったのでした。