急勾配を登る日本唯一の鉄道。井川線でアプト式列車に乗る。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

珍しい列車に乗りました。

2代目大工の三島です。



前回のアプトいちしろキャンプ場。

頑張って怖いトンネルを通りました。



練習の成果はバッチリ。


今日の本番は無事終了。

怖がりながらも通ることができました。




そんな怖いトンネルを抜けた先。

ソレはアプトいちしろ駅。

キャンプのメイン目的。

ソレはアプト式列車に乗ること。


その列車はこの駅から出発なのです。






普通のレールの弱点は急勾配。

鉄の車輪ではどうしても滑ってしまう。



なので解決策としてギザギザのラックをつける。


レールの真ん中にあるヤツがソレ。

このギザギザに歯車を噛ませる。


コレなら滑りようがありません。




この駅から一区間がそのアプト式。


日本ではココが唯一!


いいですよね〜唯一。



鉄道オタクな長男。

小さな頃からこの列車の絵本を読みまくり。


定期的に借りて来ていました。



まさか乗る日がくるとは驚き。

もうワクワクが止まりません。



しばし待ってやって来た列車。


コレの最後尾にアプト式の列車を連結。

この特殊車輌で押して登るのです。



さっそく客車に乗り込む。

車内はレトロオブレトロ。


幅は狭いし客車の行き来もできません。


製造は昭和36年。

60年以上前の代物。


東洋の魔女が活躍。

巨人・大鵬・卵焼きが子供達に流行。

ガガーリンが「地球は青かった」と言った年。



年代を感じまくりです。





ゴトゴト走り出す列車。

時速30キロという電車っぽくない速度。

ココから1.5キロはこんな感じ。



いよいよ急勾配に差し掛かる。


角度は9%。

10メートルで90センチの差。


乗っていても余裕で分かる傾き。


遠くからみるとこんな角度。


写真でも分かるほど。

こりゃ確かにすごいなぁ。





窓から見えるは長島ダム。
このために作られたのがこのアプト式列車なのです。



登りきった先の駅。

ソコでアプト式車輌の切り離し。


また普通の列車として走り出す。




山また山の田舎道。


秘境駅として有名な奥大井湖上駅。



そのレインボーブリッジを渡る。

ふふふ。

思ったよりは秘境感はないな。


写真を上手く撮った感じでした。




でもまだまだ旅は続きます。


ひたすら森を抜ける列車。


ココに駅があるのが不思議なほど。

ホントにまぁスゴイ所だ。



秘境駅に続く第二の見どころ。

この写真にある鉄橋。

日本一高い「関の沢橋梁」。


川底から70メートル以上ある。




うひゃー!


高い〜!

なかなか楽しい観光列車。




ガタゴトガタゴト。


そしてついに到着。



降りるは終点の井川駅。

1時間ほどの電車旅。



井川では船に乗ったりして過ごす。



こんな奥にも家がたくさんあるんだなぁ。

日本は広いです。



しばしの井川観光。

そしてまた列車に乗り込む。

乗り遅れると次の列車は2時間後。

気をつけないと大変だ。



またのんびりと電車旅。

コレもまた良いもんだ。




日本唯一のアプト式。

日本一高い橋梁。

有名な秘境駅。


見どころいっぱいな路線。

その魅力をたっぷりと味わい一日中列車旅を楽しんだ井川線のアプト式列車だったのでした。