立山のふもとでキャンプ。立山山麓家族旅行村で飲む高山麦酒。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。

キャンプ場で高級ビールを飲みました。

2代目大工の三島です。



今日は今年3回目のキャンプ!

やってきたのは富山県。


立山山麓家族旅行村です〜。


高い雪壁をバスが通る立山黒部アルペンルート。

その富山県側入口のすぐ近く。


名前の通り立山山麓にあるのです。




天気もいいし風も穏やか。

絶好のキャンプ日和。

気分は最高!


テントを立ててハンモックも出して。

準備万端。




ではノンビリと……









なーんて出来るワケない。


せかす子どもたちと一緒に遊具へ。


なかなか立派な遊具が3つ。



さらにはディスクゴルフ場や


パークゴルフ

オモチャの貸し出しもたっくさんある。





さすがは家族旅行村。

しっかりファミリー向けです。




遊具で小一時間遊ぶ。

帰ってからも人生ゲームをやってトランプして。


アナログな遊びがキャンプっぽい。




うんうん。

コレも楽しいなぁ。




日が傾いたら火起こし。

そしてバーベキュー!



ふぅ。


前置きが長くなった。




では今日の本命。

弟からお土産でもらったヤツ。



キャンプの夜を飾るのはコレ。

飛騨高山麦酒です〜。


作っているのはもちろん高山市。

ビール工房からは西に北アルプスを一望できるそう。




ふむふむ。

だとするとちょうど反対側か。


今日は東側に北アルプスが見えるのです。





あの立山の向こうから来たビール。

そう思えば少しロマンがあるか。



そういや立山って名前の日本酒も飲んだことあるな。

古くから信仰の対象になる山。



富山県を代表する名山。






…なのですがなかなか怖い山。

決して良いことばかりではないそう。



ソレは崩れやすい大量の土砂。



過去には何度も大崩壊。

しかもその規模が尋常じゃない。




150メートルの山をも越える超!土石流。


下流の村をいくつも飲み込む恐怖の山。





今でも立山に残る多くの土砂。

その量はなんと2億立方メートル!


コレが全部流れ出たら被害は計り知れない。



富山市を含む広い富山平野。

その全てが数メートル埋まってしまうほどなんだとか。




は〜。


途方もない量だ。






なので富山県だけではお手上げ。

国をあげて大規模な砂防を整備。




予算は驚きの50億円!







でも勘違いしてはいけません。

砂防を作るのに50億円ではありませんよ。


「毎年の整備」に50億円なのです!




年間50億円の立山サブスクリプション。


ソレがずっと、永遠に、終わりなく続く!






は〜。


なんとも金食い虫な山。





うーむむむ。


今日この日が穏やかなのに感謝しましょ。





では肉も焼けたし乾杯。

高山麦酒いただきます〜。



グイッと飲めば強烈なホップの苦味。

でも決して嫌味はない。


スッキリして心地よいフレーバー。

ソレでいてグッとくる飲みごたえ。



辛口のスーパードライ。

濃厚なプレミアムモルツ。


そのいいとこ取りしたような美味しさ。



ビールとしてはかなりの高級品ですもんね。

格の違いをしっかりと見せつけてくれます。




は〜、美味い!





ツマミには蓮根やミニトマト。

肉ばかりだと胃が重くなるお年頃。

野菜美味しいなぁ。



ワイワイ楽しい夕御飯。





肌寒くなったら焚火を囲む。

ゆっくり揺れる暖かな炎。


家族みんなが自然と集まる。




焚火はキャンプの醍醐味。


楽しい一家団らんの時間。




いろんな話をして時間が過ぎる。


高山麦酒はすっかり空。

2本目のビールも空けて良い気分。



夕闇が迫り火も小さくなる。

楽しかった1日も終わり。



さ、そろそろ寝ましょう。

そして明日もたくさん遊びましょ。



美味しいお酒が演出してくれた夕べ。

その穏やかで幸せな時間に少しの名残惜しさを感じながら空き缶を片付けた飛騨高山の高山麦酒だったのでした。