景色も夜景も美しい。閑乗寺公園キャンプ場で感動の夜。 | 大工の休み時間

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三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。
眺めの良いキャンプ場に行きました。
2代目大工の三島です。

とある晴れ間の休日。
やってきたのは広い芝生のキャンプ場。
名前は閑乗寺公園キャンプ場。
元はスキー場だったこの公園。

広〜い芝生がめちゃくちゃキレイな所です。



ワクワクしてくるこの光景。

でもまずはのんびりお昼ご飯。
そしてからのテント設営。
雨上がりでややぬかるむ。
なので水はけの良さそうな場所をチョイス。

車からはやや遠い。
でも背に腹は変えられませんからね。



設営が終わればいよいよ自由時間。


子どもたちは一目散に山へ駆けて行きました。
さすがは元スキー場。
かなりの急勾配。


走って登るにはなかなかキツイ。

ゆっくり追いかけて私も登ります。



息を切らして登る芝生。

でも振り返ると感動。



めっちゃキレイな素晴らしい景色。

うはぁ。
コレはスゴイなぁ。

視界が開けていて見ごたえありますよね!



頂上には展望広場がありました。

名前は散居村(さんきょそん)展望広場。


散居村とはこの地域独特の農村形態。

その特徴はバラバラに建つ民家。
自分の田の中心に自宅を建てる。
この辺りの地理的、地質的に有利なんだそう。


上から眺めるとそれがよく分かる。
田園なのに各家々が点在する。

うーん。
不思議だなぁ。



私は濃尾平野を見慣れた岐阜県民。
農村は何軒か集まって集落になるのが常識。

なのでこの農村風景。
かなり違和感があるのです。


散居村、興味深いですね。




しばらく説明と村をにらめっこ。

下を見れば散居村のようにパラパラ建つテント。
そこに向かって芝を駆け降りる子どもたち。

散居村なんてなんのその。
いつの時代も子どもは元気で可愛らしいものです。









アレコレ遊んでそろそろ夕方。

火起こしを覚えた長男。


焚火の準備をしてくれました。



薄暗くなった景色に温かな焚火。

夕飯を食べて焚き火にあたる。
友人一家と一緒に過ごす夕べ。

なんとも幸せなひと時。


キャンプ……楽しいなぁ。


ジンワリと暖かい体と心。
一番星を数えながら暗くなる空。



日もすっかりくれた夜。





そうだなぁ。


こんな中でアレを見たらキレイ……





なんじゃないかな?



いそいそと子どもたちを連れて再び山登り。

再び息を切らして芝生の坂を登る。




しばらく登ってから後ろを振り向く。











おお?





おおお!








おおおおおお!




うわぁ……
息を飲むとはこのことか。



あまりのキレイさに心から感動。

なんかジーンとしてしまう、そんな夜景です。




子どもたちも大興奮。


「キレイだねぇ、スゴイねぇ。」

感動を共有してさらに嬉しい。




コレは良いキャンプ場だなぁ。


ココにきたら絶対に見てほしい景色。
だって本当にキレイなんですもん。




真っ暗な空の下に見える焚火の炎。
散り散りになった散居村の明かり。
見上げればよく見える春の星座。


その空の星々が地上にそのまま降りてきた。

そんな一等星の輝きが地上にも見える気がしてひたすらに感動した閑乗寺公園キャンプ場の夜だったのでした。