橋の代わりに渡し舟?小紅(おべに)の渡しで川を渡る。 | 大工の休み時間

大工の休み時間

三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。
渡し舟に乗ってきました。
2代目大工の三島です。


その始まりはお風呂での会話。
好奇心の強い長男と2人きり。

果てのない疑問を次々ぶつけてきます。


私といるときはいつもこんな感じ。
会話というより質問コーナーなのです。


その話に出てきたのが「渡し舟」。

「昔は橋のないところを舟で渡ってたんだよ〜」

と言うと長男はハテナ顔。


どうやらピンとこない様子。
そういや観光用の大きな船しか乗ったことないか。


「近いしそのうち乗らせてあげるよ。」

そんなコトを話していたのです。





その会話から数週間。

ちょうど通りがかったので行ってみました。


場所は長良川右岸。
河渡に近い一日市場という所。

名前は「小紅(おべに)の渡し」です。


あの堤防上の小屋がそう。


子どもたちは興味津々。
いそいそと船頭小屋へ向かいます。
私も乗るのは初めて。
ちょっと楽しみです。


6畳ほどの小屋。
中で船頭さんが待機していました。

案内板に色々書かれています。
歴史や小紅の由来。
読むだけで面白いですね。


でも子どもたちは看板そっちのけ。
舟を見つけて大喜び。
ワクワクしながら急な階段を降りていきます。


ユラユラゆれる渡し舟。
ゆっくり気をつけて乗るんだよ。



乗っただけで笑顔全開。
良かったねぇ。


さぁ、行きますよ〜。

エンジンが音を立て、ゆっくり進み始めます。



水の上の不思議な感覚。
辺りを見回す子どもたち。
なかなか風情あるでしょ!


そしてさすが川の上。
風が涼しくて気持ち良い。
確かに車のない時代ならこれで十分かな。

橋かけるの大変ですし。



あっという間に対岸へ到着。
サッと着くのが良いところ。

あくまで地元の交通手段なのです。



わずか数分の乗船。

それでも子どもたちは楽しかった様子。
その気持ち、私も分かります。

小舟は浮かんでいる実感があるんですよね。
大きい船は建物の中にいるみたいですもん。


例えるならジェット機とパラグライダー。


感覚的に理解しやすいのです。





さ、このまま鏡島弘法まで行こうかな。

もともと参拝ための舟なんですし。

長男も「橋の代わり」という意味が分かったかな。


いつの日か学校の授業で

「あぁ!知ってる!乗ったことあるし!」

となれば嬉しいなぁ。



百聞は一見にしかず。

良い体験ができた気がしますよ!




そしてこの渡し舟。
県内だともう一つ、羽島にあるのだそう。

でもあと数年で橋が完成。
廃止の危機なんだとか。

無くなる前にそちらも行ってみたいですね。

歴史云々はさておき、単純に楽しいですから。




長男との会話から始まった渡し舟。

子どもらしいイレギュラー。
見ていて飽きません。

また楽しい会話……ならぬ質問コーナーを楽しみにしてますよ。


意識せず川を渡れる。
そんな橋の便利さを改めて教えてくれる「小紅の渡し」だったのでした。










なお県道の一部であるため料金は無料。


対岸からはこの白旗を振ると来てくれます。
こちらも原始的なシステムですね。

でも遊覧船ではありません。
「観光のためそのまま往復」は禁止ですよ〜。